私たちの生活にとって、お金はとても大切な存在です。
安心して暮らすためにはなくてはならないものですよね。
だからこそ多くの人が「減らさないように」「失わないように」と
お金をそのまま持ち続けようとします。
それ自体は、とても自然な感覚だと思います。
けれど、資産を長く築いている人たちを見ていると
少し違った考え方をしていることに気づきます。
彼らは、お金を「ゴール」だとは考えていないようです。
お金は、あくまで通過点。
本当に大切なのは、その先に何を持っているか、ということ。
価値は、お金そのものに宿っているわけではありません。
お金は、価値と価値をつなぐための道具のようなもの。
だから、手元にあるうちに、別の形へと静かに移していきます。
例えば、時間をかけて価値を生み続ける仕組み。
現物投資のように、実体があり、日々の暮らしとは切り離して育てられる資産もあります。
また、自分の判断力を支えてくれる知識や情報。
そして、何より大切なのが、人とのつながり。
信頼できる人間関係は、数字には表れませんが、長い人生では大きな支えになります。
こうして見ると、お金は「守るもの」というより、
「交換して整えていくもの」なのかもしれません。
今、自分の資産がどんな形で存在しているのか。
通帳の数字だけでなく、その中身を一度やさしく見つめてみる。
それだけでも、お金との向き合い方は少し変わる気がしています。