週末、突然娘の思いつきで動物園へ。

園内はすっかりクリスマス仕様になっていて、クリスマスツリーにパンダなどの動物のぬいぐるみが飾ってあり、動物たちの展示スペースにも冬らしい装飾が。

歩くだけで胸がほぐれるような温かい世界でした。

 

お弁当を持っていきたい!と娘からリクエストがあり

一緒におにぎりも作りました。

「今日はいっぱい歩くから、たくさん食べてほしいな」と思いながら詰めました。

そしていつも売店で食べる分の食費が浮くなとも思いました。

 

動物園の売店の前に差し掛かったところで、娘の足がぴたり。

キラキラした目で見つめる先には、パンダのふわふわのぬいぐるみ。

 

「これ、ほしい…!」

 

そう言われた瞬間、

(あぁ、お弁当で浮いたお昼代が消えた…!)

という気持ちが胸をよぎりつつ、でもその真剣さに思わず笑ってしまいました。

 

結局その日、その子を大事そうに抱えながら園内を歩いていました。

 

大人になって「ぬいぐるみ欲しい!」と思うことはなくなったけれど、

子供は“今、心がときめくもの”に一直線なんですよね。

その素直さが羨ましくもあり、少し学ばされる瞬間でもあります。

 

資産形成の世界でも、実は同じことがあります。

必要なもの(=長期的に積み上がる資産)より、

“今気になるもの”に心が動いてしまう。

わたしは最近、現物投資の比重を少しずつ増やしながら、

「未来の私が喜ぶ選択」を積み上げるように意識しています。

 

娘がぬいぐるみを抱えてニコニコ歩く姿を見ながら、

“心がときめく瞬間も、未来のための積み立ても、どちらも大切にしていきたいな”

そんなふうに感じた一日でした。

 

クリスマス仕様の動物園は、ただ歩くだけで幸せになれる場所。

また近いうちに連れていこうと思います。