うれしい言葉

たっくんは、いつもとっても

いつもあたしに、“好きだよ”って言ってくれる

でも、その優しさがあたしだけじゃなく、
他の人にも向けられているんじゃないかって、たまに不安になる



昨日、夜布団に入りながらそんなあたしの不安をたっくんに話してみた。


“たっくんはみんなに優しいから、あたし不安になるよ・・・
だって、たっくんのその優しさを勘違いしちゃう人だっているかもしれないもん”


“たっくんが無意識にやってることで、女の子がドキッとすることってあると思うの。”


だから、あたしが見えないとこのたっくんの行動、
っていうか相手との関係がすごく心配

そんなことを話したら、


“うん、そうだな。お前の心配な気持ちはわかるから、気をつけるよ”

“でもな、俺が誰にでも優しかったとしても、楓だけが特別な存在だからな
それに、俺は外ではすごい冷たい人間だぜ？（笑）だからそんなに心配しなくていいよ。”


って


「外では冷たい人間」ってところに笑ってしまったけど、
たっくんの気持ちが素直に嬉しかった


たっくんは誰にでも優しいけど、あたしはそんなたっくんも大好き


でもあたしは意地悪だから、きっとまたそのうち、
同じことをたっくんに話して、たっくんを困らせたりするんだろうな。


だって、“お前だけが特別だよ”って言葉、何回だって聞きたいんだもん