朝井リョウさんの【スター】がKindle Unlimitedの対象でしたので読みました。
読んだ感想を書かせてください
率直な感想としては、対比がすごくおもしろいなと感じました。
※ネタバレ含みます。
大学時代の映像作品『身体』で一躍スターとなった尚吾と絋。
細かな構成にこだわる慎重派の尚吾と大胆で直感型の絋。
『身体』ではその性格が滲み出た作品。
卒業後は、映画監督を目指す尚吾とYouTuberとして活動する絋。
作品がなかなか世に出ない尚吾と世に出る絋。
細部までクオリティを求めて話し合いができる現場にいる尚吾と動画のアップロード数を増やすためにクオリティを求めれない絋。
一長一短や隣の芝生は青くみえるのような言葉を体現していて両極端な二人を見ることができ、すごくおもしろいなと感じました。
また、文中の表現で好きな箇所がいつくかありまして、例えば[駅にはこんなにも沢山のひとがいるのに、皆、一度は改札という狭い空間を通過しなければならない。その不思議な波の動きに身を任せていると、隣で泉が口を開いた。]という文章が、
日常の当たり前の出来事を不思議と表現しているところが、たしかに不思議であるところが良いなと感じました。
ただ、前半部分はすごくおもしろかったのですが、途中からモヤモヤを感じずにはいられませんでした
(個人の好みの問題です。)
私は普段ミステリーをよく読むので、最後はスッキリして終わりたいタイプです。
『スター』という題名なので、尚吾と絋がスターになる話なのかなと勝手に想像してしまい(ただの思い込み
)最後はそれほどスターにならずに話が終わったので、まあガッカリしました。
尚吾がオリジナル作品を鐘ヶ江監督に提出するも却下され、何が足りないかは自分で気づくべきと言われたシーンでも、
年末年始に会社で浅沼さんから何か良さげなアドバイスを受けるも特にモノにできていない印象でした。
(ミステリーではそこで閃いて、監督から合格がでる作品を書きあげれるはず
)
)序盤の心晴れやかになっていることを表す演出を水溜まりをぴょんと飛び越える演出を提案し好評を得たことに対してはスカッとして読みやすかったです。
‥
浅沼さんが、[「私が鐘ヶ江監督の映画を好きになったのって、答えじゃなくて問いをくれるからなのね」]と言っているように、この作品では答えではなくて問いをあたえられている気もします。
泉くんも最後はモヤっとして終わりました
対局の環境で生きている尚吾と絋に対して、その間を生きている泉くん。
泉くんの話からインスピレーションを受けて尚吾と絋にはもっと成長してほしかったです。
(ただの個人の願望)
私なりにスターとは、国民的にスターでなくても、YouTuberでも誰でもスターになれると考えています。
誰かのスターであれば、それはスターです。
ちなみに私のスターはオリックスバファローズの森友哉選手
大阪出身なので、甲子園で優勝したときは地元のスターでした。
そんなスターがオリックスに移籍してくれた時は、地元のスターが応援してるチームに来てくれるの?!!嬉しい!となりました

誰かのスターになれる人はすごいことだと思います。
ps
私の好みの本は、ミステリーや伏線回収系の作品です。
伊坂幸太郎さんや湊かなえさんが好きですが、ほとんどの作品を読んでしまったため小説迷子中です
他の作者さんでおすすめの本がありましたら、ぜひ教えてください。
継続は力なり![]()
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人生楽しく!
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