息子が薬剤師になるまでの約6年間を振り返って書いています。
現在の息子は、病院薬剤師1年目です。
こちらの続きです↓
6年生に進級できたので、親としては
後は国家試験に合格すれば、薬剤師になれると考えていました。
とにかく、不安神経症の息子を国家試験までサポートするぞ!という意気込みでした。
そんな中、大学から保護者宛てに手紙が届いたのです。
以下が手紙の内容です。(抜粋)
6年生保護者の皆様
お子様は、薬学部生6年生として、学びの総仕上げの段階に来ています。
今年度は、総仕上げの必修科目があります。
それぞれ前期末と後期末に単位認定の試験があり、合否判定も致します。
前期:基礎薬学総合講義1、基礎薬学総合講義2
後期:総合薬学演習1、総合薬学演習2
上記科目は、必修科目のため、単位認定されない場合は、本年度の卒業は不可能となり、第106回薬剤師国家試験の受験資格も得られなくなります。
前期末試験不合格の場合は、卒業留年となり、後期末試験不合格の場合は、卒業延期となります。
保護者の方々にも、ご理解頂いた上でお子様が勉学に励み、卒業に向けた単位認定のため、ご協力をお願い致します。
また、必修科目の修得以外に、薬剤師国家試験に向けた講義があります。誠に勝手ながら、成績順にクラス分けをさせて頂いており、クラスごとに講義費用が異なりますことをご了承下さい。
えぇー?
6年次で留年なんてあるの?
国家試験対策に集中できないの?
とかなり、衝撃でした。
卒業留年とか卒業延期とか、初めて聞きました。
すぐに息子に連絡すると、前期試験に落ちると、1年間やり直しなので、卒業留年で、後期試験に落ちると半年で試験が受けられて、学費も半年分で済むので卒業延期となるらしいのですが、いずれにしても国家試験は1年遅れになるとのこと。
これは、薬学部特有の難関らしいです。
病院の薬剤師さんにも話を聞いて納得しましたが、6年生に進級してから、国家試験以外に難関があるなんて、びっくりです。
そして、国家試験対策講義の費用を振り込む依頼も来てまたびっくり。
息子は、いちばん上のAクラスに入れたのですが、請求された費用は12万円でした。
高いでしょう!いきなり12万円払えって!
学費とは別請求ですからね。
ちなみに、Cクラスになった友達は20万円ほどだそうです。
講義は予備校の講師に依頼しているので、まぁ高いのは理解しましたが、納得いかない方々も多いのでは?と感じました。
息子には、つい
「高い料金を払ってるんだから、キチンと通いなさいね」
と言ってしまいました。