全米選手権2007*アイスダンスシニア*タニス&ベンとリフト | Inside Edge 

全米選手権2007*アイスダンスシニア*タニス&ベンとリフト




最近のアイスダンスはアクロバティックになってきて、観ている側としてはエキサイティングで嬉しいのですが、その分、昔のアイスダンスにあった氷上の社交ダンス的なアイスダンスのよさ・・・というか、安心感みたいなものがなくなってしまったように思います。

それを一概に悪いとは思わないし、ルールを昔に方に戻して欲しいとは思いませんが、以前は腰より上に上げることは許されていなかったリフトがいろいろと楽しめるようになって、それに伴い怖さも同時に感じるようになりました。


世界のトップ選手が当たり前のようにやっているいろいろなダンスリフトですが、私はいつも3つのポイントに注目しています。


①リフトに入るときの姿勢や動き

待ち構えたりせずに、いつの間にリフトになったの?と思わせるような自然に入れる方が望ましいです。


②リフトの姿勢、形の美しさ、ホールドの長さ、曲との調和

どんなに難易度が高いすごいリフトも、曲と合っていなければ何だかちょっとがっかりしてしまいます。


③着氷の際に流れるように次の動きへ入れる

これは男子スケーターの腕の見せ所というか、リフトからガツンと氷に傷をつけないようにして流れるような動作でおりれるようになるには結構熟練が必要なんですよね。


今回の全米選手権でフリーダンスは初お披露目になったタニスとベンでしたが、いろいろとアクロバティックなリフトを入れてきておりました。

滑り込みがまだ足りていないのか、リフトへ入る際の足の形が乱れていたりして、とても気になる瞬間がありました。

今年の二人・・・世界のTop3に食い込むのは、ちょっと難しいかもしれないなぁ~というのが終わったときの正直な感想でした。