お能 | Inside Edge 

お能




この辺りは日本人が少ないのですが、先日その数少ない日本人ソサエティーで、盛んにボランティアをしておられる長老的な方から電話があり、京都のお能をされるご家族が、日本政府から派遣され、RI入りされているという話が入ってきました。


こちらに住んで8年にもなると、古だぬきの部類に入るので、時々新しく来た日本人の生活の立ち上げのサポートや、短期滞在の人のお世話を頼まれることがあります。

このところ忙しくなって自分からは積極的にボランティアをすることもなく、それに9・11以降、こちらに来られる日本人は極端に減ってしまったので、日本人ソサエティーとも疎遠になっておりました。


一緒に来られている子供さんたちが、熱を出して体調を崩されているとのことだったので、ファーマシーに連れて行ったり、お薬の準備などを少々お手伝いしただけなのですが、地元のアイビーリーグの大学の講堂でお能の公演をされるとのことで、是非見にいらして下さいと、お誘いを頂いております。


日本の伝統芸能には、とんでもなく疎いワタクシですが、日本にいてもこんな機会は滅多にないし、全くスケートとはつながりのなさそうな分野ではありますが、今年日本的な音楽をプログラムに取り入れた娘に見せるのも、良いかもしれないなぁ~と思っております。


でも・・・お能ときいて“Oh no~~~?”と、オヤジも真っ青なリアクションしか返ってこないわが娘(苦悩)

彼女に見せるのは、無駄かしら・・・と不安になっております。(苦笑)


でも、コーチの1人に以前言われたことがあって、ずっと気になっているのですが、スケートの選手は、時にスケートのことしか知らずに、浮世離れしてしまうことがある。(これをスケートアイソレーションなどと呼ぶのですが)でもそれは演技に反映することがあるし、それよりも、一人の人間としても普段からスケート以外のことで少し感動したり、興味を持て行動することは大切だと思う・・・とのこと。


要するに、コーチが言いたいポイントは、娘をスケート馬鹿にするな・・・と言うことなのだと解釈(笑)


幸い、私達は日本人で、日本という文化がバックグラウンドにあって、娘もそれを誇りに思っているところもあるので、学校に行かずにスケートをするような子供達とは違うと思ってはいるのですが、このところ、若干不安ではあります。


京都からいらしているのは、日本の重要無形文化財(能楽)保持者の方とそのご家族で、10歳のお嬢さんも着物を着て公演に出演されているとのこと・・・。

私にとっては、日本に住んでいても、なかなか観る機会のないお能なので、この際娘のことはおいといても、是非拝見したいなと思っております。