Synchronized Skatingのドレス | Inside Edge 

Synchronized Skatingのドレス




 
Similer ペアでチームを組んだ女の子が、今シーズンのドレスを作りに行くので、一緒にどう?と誘われていたのですが、その予約がこの土曜日に決まったとのことで、一緒に行くことになりました。
 
この辺りで人気のドレスデザイナーらしのですが、オートクチュールっていうのかな?デザインから全てやってもらっても、割とリーズナブルなお値段なのと、パーフェクトフィットが次々とお客さんを呼んでリーピーターも多いようです。
 
以前、このドレスデザイナーがどうやってドレスを作成するか、エントリーに書いたような記憶があるので・・・詳細は控えますが、また土曜日に実際に行った後に出して見たいと思います。
 
おっと・・・テーマはシンクロだったんですよね。
今日は、シンクロのドレスのお話です。
 
20人が同じドレスを着ての演技・・・そこには安全性を優先して、以前は細かなルールがありました。
 
たとえば禁じられていたもの
シフォンの縫いつけ
シークウェンスの縫いつけ
ラインストーン
 
アップリケなどの縫いつけも、禁じられておりました。
 
でも4,5年前に、ラインストーンの使用が解禁になり、トップレベルのチームのドレスは、それはとてもゴォ~~~ジャスなものへと、だんだんエスカレート。
この衣装のルール改正と同時に、プログラムへのリフトも解禁となったように記憶しております。
 
あら、いけない、話がずれてしまいそうです。
ドレスのお話にフォーカス、フォーカス・・・軌道修正して・・・と。(笑)
 
このシンクロのドレスですが、求められるものは、他のカテゴリーと大差はありません。
やはり曲とリレイトしたもので、氷の上で映える物ですが、シンクロならでは求められることもいくつかあります。
 
その一つが安全性です。
たとえば、昨年ロミオとジュリエットでシーズン最初に荒川選手が着ていたようなピンクのドレス・・・腕に布がふんだんに使われていて、時代背景が反映されたドレスになっていましたが、あれだと腕でホールドをすることがあるシンクロだと、お互いの衣装が引っかかって、ちょっと危険です。
あと、20人が滑っていて、転倒した際にスケーター同士の接触の可能性も高く、その際に衣装のパーツの破損や落下ということがあります。
演技中の選手達は、落ちたものに気がつかないこともあり、それが大きな事故に繋がるということも多々あります。
 
次に求められるものが、統一性による効果。
ここにこういったラインや色使いをすれば、一列に並んだ時にそれが映える!または、欠点が補える!というような考えのもと選ばれます。
 
この際に、男子選手がチームにいる場合・・・どうしてもズボンなので、その部分で統一性にかけてしまうのですが、数年前までは、ストリクトに女子選手のタイツの色と同じパンツで・・・つまり肌色のパンツが一般的でした。
こうすると、目立たなくなるというのが理由です。
 
でも最近、男子選手の存在を有効にプログラムでアピール(ペアの要素を取り入れたり)したものがあり、男子選手のパンツの色もさまざまになってきております。
 
そういった理由で、上記のものが禁じられていたのですが、最近は加工技術が進んできたこともあって、改正されました。
今でも、いくつかのルールは残っています。
 
ここまではシニアレベルの選手について書きましたが、もっと若い選手達のちょっとした裏話を・・・
 
以前、ジュービナイルのシンクロチームで、シャーペロン(付き添いママ)をしたことがあるのですが、ドレスを間違えずに選手に渡して着替えを手伝うことも仕事の一つでした。
成長期の女の子達は、シーズン初めに作ったドレスが、シーズンの終わりには、きつくなってしまうことが多々ありました。
もちろん個人差はありましたが、娘のチームメイトで半年に12センチ身長が伸び、シーズン最後のコンペで、それがどうやっても入らないことが直前に分かり、補欠の選手で一番体が大きかった子の衣装と急遽取替えなくてはならなかったことがありました。
補欠の選手は出だしにレギュラーの選手と一緒に氷にでて、音楽が始まる前にリンクから下りるので、その選手はそれが出来ず、チームジャージを着てリンクサイドでずっと待つことに。。。補欠の女の子が快く承知してくれたのですが、ちょっとかわいそうだったかなと、今でも思い出します。
 
一番年齢の低いチームは、プレりミナリーですが、このレベルになると衣装の可愛らしさだけを観るためにコンペに足を運んでも順分楽しめるものがあります。
 
印象に残っているのは、曲がロリポップだったので、背中にちょっと膨らんだロリポップが縫い付けてあったもや、まるで小さなテディベアのような着ぐるみの衣装、雨がテーマの曲で、レインコートとハットの黄色い衣装など・・・。
こちらも年々、各チームで年々凝ってきて、だんだんとエスカレートしている感もあります。
 
この衣装は、シーズン初めにサイズを測って、プロにオーダーして頼むチームが殆どですが、たまにチームのお母さんがまとめて作る(半ばプロの方ですね)ケースもあります。
プロが作ったものに、ラインストーンをつけたり、それにあわせた髪飾りを作るのは、ボランティアのチームのお母さん達であることが多いです。
こうすることで、少しコストを抑えられますからねぇ。
 
ドレスに関しては・・・書き出すとまだまだ盛りだくさんにネタがありますが、今日のところはここまで。