Tension and relief*四大陸女子シングル

四大陸のアメリカンエディションで、女子シングルを観て、最初に頭に浮かんだのがTension and reliefこの二つの言葉でした。
村主選手は、思ったよりも冷静で、2002年のオリンピック頃の安定性のある演技を思い出させてくれました。
プログラム曲がもう一つインパクトにかけるにもかかわらず、よくまとめてあり、テクニカルエレメンツスコアーもしっかりと稼げるように構成されていて、コンポーネンツはもともと心配要らない選手だから、ジャンプがクリーンに決まると、やっぱり強いですね。
最後のバックスピンのスピードは、会場の歓声も大きく、この大会でのベストスピンだったのではないでしょうか?
キスアンドクライでは、もっと喜ぶと言うか、感極まって・・・と言う感じだったのかな?と想像していたのですが、笑顔こそ見れたものの割りと冷静だったので、そこにも村主選手の自信の表れみたいなものを感じました。
多くのファンの方が2人の演技を絶賛していましたが、今回特別にぐっと私の心を掴んだのは、2位になった恩田選手の方でした。
終盤のジャンプが決まって、ガッツポーズから、その後会場にいた関係者と視線が合ったのがわかりました。
それまでずっと表情が固く何か思いつめたような感じだったのに、それからのスパイラルシークウェンスでの笑顔がまた一段と輝いて見えました。
緊張もあったのだとは思いますが、あれほど刹那に思いつめて一つ一つのエレメントをこなしていった恩田選手は、今まで見たことがありません。
今年のロングプログラム、曲調も振り付けも独創性があって、もっと好きになりました。
世界選手権で、これが見れないのは本当に残念です。