安藤選手のDesperate change?

日本の希望の星、安藤選手のロングプログラムが、昨年の『火の鳥』に戻されたとの報道があり、大変びっくりしております。
最初にびっくりしたのは、以前だったらこんな報道・・・言ってはなんですが興味のない人にとっては些細なことで、新聞の記事になるなんて考えられませんでしたが、そこはさすがに安藤選手・・・彼女への注目度や関心度がいかに高いかと言うことなのでしょうね。
問題のプログラム曲の変更ですが、ここに来て・・・つまり世界選手権を間近に控えての変更、あまりある事ではありません。シニアレベルで、世界選手権クラスで活躍するような選手では、珍しいことだと思います。
*ちなみに、ISUで決められたルールでは、同じプログラム曲を使えるのは2年までとなっております。
ずっと下のレベルの選手でも、コンペティティブにやっている選手やそのコーチは、同じプログラム曲を2年間滑ることは嫌います。
毎年新しい曲に変えて新しいプログラムを作り変えてくる選手が大半なのは、理由としてリフレッシュしたいだけではなく、新しく構成と曲を変えても上手く演じられる技術があるのをジャッジにアピールするためと言うのもあるようです。
私個人の意見を言わせていただくと、今年使っていた曲よりも『火の鳥』の方が良い曲、演じやすい曲だと思います。
ただ問題は、カナダの選手が今年『火の鳥』を使っていて、その選手がコンポーネンツで点数が稼げるタイプなんですよね。
以前に、安藤選手のファンが新採点方式に不満を某ボードで書いていたのを読み、それを踏まえ両選手の演技をテレビ観戦しましたが、妥当なジャッジの評価がなされていると思いました。
シーズンも始めの頃だったので、まだ安藤選手も滑り込んでいけば、もしくは、噂になったアメリカへの留学が実現していれば、プログラムに自分の色(セールスポイント)を上手く出せるようになり、トータルでは勝てるようになると思いつつ、今シーズンを見守ってきましたが、ここに来てのプログラム曲の変更という予想外の展開に、少し驚いています。
関係者もよほど考えてのこと、きっとジャッジや日本のスケート協会にも相談の上だと思います。
最近で、プログラム曲を昨年のに戻した選手・・・私が覚えているのは、ロシアのベテランペア、マリア・ペトロワ&アレクセイ・ティカノフぐらいです。
なので、戻して大成功したと言う選手を私は知りません。
でも、安藤選手の力強さや若々しさが存分に発揮出来る選曲が『火の鳥』だと思うので、世界選手権では彼女の持つ底力みたいなものを信じたいと思います。
昨年のマーシャルズで、佐藤コーチの指導の下、娘が練習するホームリンクで何度か火の鳥の曲をかけて練習していた安藤選手は、ジャンプをするたびにとても大きく見えました。
アメリカでの放送では、毒舌ディック・バトン氏から、この火の鳥はまだ羽ばけない・・・みたいなコメントがあったのですが、今年は大きく羽ばたいて、火の粉を撒き散らし、ついでにバトン氏の髪の毛がない頭にも、火の粉を振りかけてやって欲しいものだと密かに望んでおります。(笑)