リスクを抱えて・・・Importance of skate boots and blades
昨日スケート靴の話(愚痴)をチラッと書きましたが、荒川選手は、この大会直前にトラブルがあって、一度履き潰したお古を急遽取り寄せたとのこと。
私自身はスケート靴を履いた事もないので、その感覚的なことは詳しく分かりませんが、今回コーチのタラソワさんも、棄権を勧めたとの事、スケーターにとってはリスクを背負っての出場になるようです。
娘と、娘のスケート靴メンテナンスをしてくれる専門店の技術者によると・・・その理由は、2つあげられます。
まず、ブーツの強度が落ちているために、ランディングの右足をサポートする力が乏しくなっていること。これは怪我にもつながります。
新しいブーツを履いたその日は、選手によっては、軽く流すだけのスケートとシングルジャンプのみで練習を終えることもあるようです。
初日には、スクワッドが出来ないくらいブーツの足首は固くて、足首をしっかりとサポートしてくれるのがフィギュアスケートのブーツなんですよね。
次にブレード(日本ではエッジとよばることが多いようですね。)つまりスケートの刃の磨耗による影響が心配されます。
ブレードには、3ミリ弱のライフラインと呼ばれるゾーンがあるのですが、これが殆どなくなっている可能性があります。
定期的に研がなくてはスピンの際に滑ったり、エッジジャンプが飛びにくくなったりするようです。
一般には、12~16回のシャープニングでブレードの寿命は終わるといわれています。
それから、ロッキングの感覚(長くなるのでこの詳細はまたの機会に)も、古いものと新しいものでは違うので、その影響がスケーティング全体に出る可能性も・・・
スケートの練習時間にもよりますが、頻繁に行くときは2週間後~長くても1ヶ月で専門店でブレードを研いでもらいます。
大きな心配要因は上記の2つですが、それによる、精神的な負担もありますよね。
今回は、急遽新しいスケート靴に…という事ではなく、ほどよく馴染んだ古いスケート靴だったことは、まだ良かったかもしれません。
最近あったケースでは、シーズン中にスケート靴を数足取替え、全米選手権に間に合わすことが出来ず、スケーターのNightmare…disasterとまで呼ばれるほど、ショートプログラムで転倒を繰り返し、ロングを棄権した男子選手。
3,4年前には、ミッシェル・クワン選手が6分間のウォーミングアップ中に、ブレードをネジで留めているヒールの部分が真ん中あたりで折れ、滑走順の変更は許されなかったので、その場で彼女の父親が別のネジを使って応急処置。
場内に彼女の名前がアナウンスされても、許されている最後の時間のぎりぎりまで現れず、ハラハラさせましたが、何とか間に合わせてリンクへ駆け足で戻ってきました。
でも、そんなトラブルがあったにもかかわらず、彼女はあっさりと優勝しましたけどね。
ごく最近、スケートアメリカでは、大会の数日前にマイケル・ワイズ選手がミッシェル・クワンと同様のトラブルが起きて、片足は新しいスケート靴、片足は十分慣らした今まで履いていたスケート靴という異例の処置で出場しました。
きっと影には、有能な技術者がいて、ブレードのライフラインを揃えたり、ブーツ部分の内部を少し柔らかくしたりなどの必死の対応があったのだと思います。
もちろん、マイケル・ワイズ選手も、そんなチグハグナ状態のスケート靴で最終調整に励んだのだと思いますが、本人はもとより、関係者一同本当に冷や汗物です。
荒川選手も、そんな状況の中で優勝してしまえるなんて、心身ともに鍛えられている証拠なんでしょうね。
無事にNHK杯が終わってよかったです。
私自身はスケート靴を履いた事もないので、その感覚的なことは詳しく分かりませんが、今回コーチのタラソワさんも、棄権を勧めたとの事、スケーターにとってはリスクを背負っての出場になるようです。
娘と、娘のスケート靴メンテナンスをしてくれる専門店の技術者によると・・・その理由は、2つあげられます。
まず、ブーツの強度が落ちているために、ランディングの右足をサポートする力が乏しくなっていること。これは怪我にもつながります。
新しいブーツを履いたその日は、選手によっては、軽く流すだけのスケートとシングルジャンプのみで練習を終えることもあるようです。
初日には、スクワッドが出来ないくらいブーツの足首は固くて、足首をしっかりとサポートしてくれるのがフィギュアスケートのブーツなんですよね。
次にブレード(日本ではエッジとよばることが多いようですね。)つまりスケートの刃の磨耗による影響が心配されます。
ブレードには、3ミリ弱のライフラインと呼ばれるゾーンがあるのですが、これが殆どなくなっている可能性があります。
定期的に研がなくてはスピンの際に滑ったり、エッジジャンプが飛びにくくなったりするようです。
一般には、12~16回のシャープニングでブレードの寿命は終わるといわれています。
それから、ロッキングの感覚(長くなるのでこの詳細はまたの機会に)も、古いものと新しいものでは違うので、その影響がスケーティング全体に出る可能性も・・・
スケートの練習時間にもよりますが、頻繁に行くときは2週間後~長くても1ヶ月で専門店でブレードを研いでもらいます。
大きな心配要因は上記の2つですが、それによる、精神的な負担もありますよね。
今回は、急遽新しいスケート靴に…という事ではなく、ほどよく馴染んだ古いスケート靴だったことは、まだ良かったかもしれません。
最近あったケースでは、シーズン中にスケート靴を数足取替え、全米選手権に間に合わすことが出来ず、スケーターのNightmare…disasterとまで呼ばれるほど、ショートプログラムで転倒を繰り返し、ロングを棄権した男子選手。
3,4年前には、ミッシェル・クワン選手が6分間のウォーミングアップ中に、ブレードをネジで留めているヒールの部分が真ん中あたりで折れ、滑走順の変更は許されなかったので、その場で彼女の父親が別のネジを使って応急処置。
場内に彼女の名前がアナウンスされても、許されている最後の時間のぎりぎりまで現れず、ハラハラさせましたが、何とか間に合わせてリンクへ駆け足で戻ってきました。
でも、そんなトラブルがあったにもかかわらず、彼女はあっさりと優勝しましたけどね。
ごく最近、スケートアメリカでは、大会の数日前にマイケル・ワイズ選手がミッシェル・クワンと同様のトラブルが起きて、片足は新しいスケート靴、片足は十分慣らした今まで履いていたスケート靴という異例の処置で出場しました。
きっと影には、有能な技術者がいて、ブレードのライフラインを揃えたり、ブーツ部分の内部を少し柔らかくしたりなどの必死の対応があったのだと思います。
もちろん、マイケル・ワイズ選手も、そんなチグハグナ状態のスケート靴で最終調整に励んだのだと思いますが、本人はもとより、関係者一同本当に冷や汗物です。
荒川選手も、そんな状況の中で優勝してしまえるなんて、心身ともに鍛えられている証拠なんでしょうね。
無事にNHK杯が終わってよかったです。