ジェニファー・ドン選手
アメリカの女子選手で、ペアとシングル両方で活躍をしている選手なのですが、まだ世界にはあまり出ていないので、ご存じない方も多いかと思います。
彼女は中国系アメリカ人の、笑顔がとてもチャーミングな女の子で、スケーターとしても成功していますが、学業との両立が出来ている数少ない選手の一人です。
2年前の世界ジュニア(日本女子の太田選手が優勝した年)にアメリカのペア代表として出場し、パートナーと組んで僅か7ヵ月後だったにもかかわらず、3位に入り世界を驚かせたのですが、翌年からパートナーの年齢が21歳を超えたので、シニアに上がりました。
たった7ヶ月で世界ジュニアで・・・と言うのにも驚いたのですが、というか、殆ど奇跡に近い話だと言われているようですが、その大会の7ヶ月前、こんなアクシデントがあったのをご存知ですか?
またしても怪我がらみで、しかも今回はかなりウ~~~~~~と唸ってしまうような内容なので恐縮ですが、忘れられない秘話だったりするので、書かせていただきます。
******
トライアウトだったその日、ジェニファー選手と、ジョナサン・ハント選手はスターリフトにトライしました。
本人の話によると、難しいリフトだけど、リフト自体はとても上手くいったのだそうです。
ところが、リフトから体勢を戻しておりた時に、ドン選手のエッジが滑って氷に手をついてしまったところに、ハント選手のブレードが彼女の右手小指の上に乗ってしまったとの事。
ハント選手は、6フィートもあるとても体の大きい選手で、その瞬間にドン選手の小指が受けた衝撃は、かなりのものだったと想像することが出来ます。
病院で、診察した医者は彼女に二つのチョイスを残したそうです。
①一年かけて指の再生手術、その間は氷からおりる事・・・ただし、指の機能は回復は見込めない。
②アンプター(ダメージの酷い部分を切除)
彼女の選択は②
そして、小指の切除の手術をしてから、たったの2日後、彼女は氷の上に戻って、ハント選手と本格的にペアとしての練習を再開したのだそうです。
その選択をする前、してからも、手術の後も、たくさん泣いたわ・・・と、彼女も後に話していますが、それにしても・・・小指をなくしても1年間のスケーターとしてのトレーニングをミスする事は出来ないと思った彼女の気持ちは、私には理解することが出来ませんでした。
この話を聞いたときに、もし同じことが自分の娘に起きてしまったら・・・と考え、その時は、彼女を取り巻くスケート環境が、どれだけ佳境に迫っていても、絶対に①を選択するから・・・と、周りのスケートママたちとも話をしたのでした。(苦笑)
小指って・・・日本人には、ある意味大切ですよね。(爆)
その7ヵ月後の世界ジュニアのロングプログラムが始まる前、緊張気味のハント選手とは対照的に、間合いを取りながら、ハント選手に微笑みかけ、語りかけるように、スタートのポジションについた彼女には、そんな事故があったことは微塵も感じ取ることが出来ませんでした。
この夏に、トレーニング場所と、コーチを変え、現在はNJに移り、ペアスケーターでオリンピック2度の金メダリストArtur Dmitriev氏のもとで、トレーニングをしているそうです。
ドン選手は、ソロのコーチがまだデラウェア、ニューアークにいるので、そことNJを行ったり来たりのとてもハードな練習状況になっているようです。
Artur Dmitriev氏がペアで2つ目の金メダルを取ったのは、長野オリンピックでパートナーは最初の金メダルとは別の選手だったんですよね。
長野の後、何度かショーで観ましたが、さすがプロといった感じで、見せ場をたくさん持ったプログラムで魅了させてくれました。
現役の頃のコーチは、“伝説の”と前置きが付くほどの名コーチTamara Moskvina さんで、コラボレーションもあるかもしれない・・・と期待しています。
Artur Dmitriev氏の奥さん(最初の金メダルのパートナー)も手伝っていると聞いています。
なので、このジェニファー・ドン選手と、ドン・ハント組は、今シーズン私が密かに注目しているスケーター達なのです。
参考文献はこちら(最新のドン・ハント組の近況)
http://www.usfsa.org/Story.asp?id=26751
彼女は中国系アメリカ人の、笑顔がとてもチャーミングな女の子で、スケーターとしても成功していますが、学業との両立が出来ている数少ない選手の一人です。
2年前の世界ジュニア(日本女子の太田選手が優勝した年)にアメリカのペア代表として出場し、パートナーと組んで僅か7ヵ月後だったにもかかわらず、3位に入り世界を驚かせたのですが、翌年からパートナーの年齢が21歳を超えたので、シニアに上がりました。
たった7ヶ月で世界ジュニアで・・・と言うのにも驚いたのですが、というか、殆ど奇跡に近い話だと言われているようですが、その大会の7ヶ月前、こんなアクシデントがあったのをご存知ですか?
またしても怪我がらみで、しかも今回はかなりウ~~~~~~と唸ってしまうような内容なので恐縮ですが、忘れられない秘話だったりするので、書かせていただきます。
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トライアウトだったその日、ジェニファー選手と、ジョナサン・ハント選手はスターリフトにトライしました。
本人の話によると、難しいリフトだけど、リフト自体はとても上手くいったのだそうです。
ところが、リフトから体勢を戻しておりた時に、ドン選手のエッジが滑って氷に手をついてしまったところに、ハント選手のブレードが彼女の右手小指の上に乗ってしまったとの事。
ハント選手は、6フィートもあるとても体の大きい選手で、その瞬間にドン選手の小指が受けた衝撃は、かなりのものだったと想像することが出来ます。
病院で、診察した医者は彼女に二つのチョイスを残したそうです。
①一年かけて指の再生手術、その間は氷からおりる事・・・ただし、指の機能は回復は見込めない。
②アンプター(ダメージの酷い部分を切除)
彼女の選択は②
そして、小指の切除の手術をしてから、たったの2日後、彼女は氷の上に戻って、ハント選手と本格的にペアとしての練習を再開したのだそうです。
その選択をする前、してからも、手術の後も、たくさん泣いたわ・・・と、彼女も後に話していますが、それにしても・・・小指をなくしても1年間のスケーターとしてのトレーニングをミスする事は出来ないと思った彼女の気持ちは、私には理解することが出来ませんでした。
この話を聞いたときに、もし同じことが自分の娘に起きてしまったら・・・と考え、その時は、彼女を取り巻くスケート環境が、どれだけ佳境に迫っていても、絶対に①を選択するから・・・と、周りのスケートママたちとも話をしたのでした。(苦笑)
小指って・・・日本人には、ある意味大切ですよね。(爆)
その7ヵ月後の世界ジュニアのロングプログラムが始まる前、緊張気味のハント選手とは対照的に、間合いを取りながら、ハント選手に微笑みかけ、語りかけるように、スタートのポジションについた彼女には、そんな事故があったことは微塵も感じ取ることが出来ませんでした。
この夏に、トレーニング場所と、コーチを変え、現在はNJに移り、ペアスケーターでオリンピック2度の金メダリストArtur Dmitriev氏のもとで、トレーニングをしているそうです。
ドン選手は、ソロのコーチがまだデラウェア、ニューアークにいるので、そことNJを行ったり来たりのとてもハードな練習状況になっているようです。
Artur Dmitriev氏がペアで2つ目の金メダルを取ったのは、長野オリンピックでパートナーは最初の金メダルとは別の選手だったんですよね。
長野の後、何度かショーで観ましたが、さすがプロといった感じで、見せ場をたくさん持ったプログラムで魅了させてくれました。
現役の頃のコーチは、“伝説の”と前置きが付くほどの名コーチTamara Moskvina さんで、コラボレーションもあるかもしれない・・・と期待しています。
Artur Dmitriev氏の奥さん(最初の金メダルのパートナー)も手伝っていると聞いています。
なので、このジェニファー・ドン選手と、ドン・ハント組は、今シーズン私が密かに注目しているスケーター達なのです。
参考文献はこちら(最新のドン・ハント組の近況)
http://www.usfsa.org/Story.asp?id=26751