男の子の頭の中:こじれる前に気づいてあげて | 英語多読のメイプルハウス

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英語多読図書のライブラリーを運営しているメイプルハウスのブログです。英米の児童書の書籍・多聴素材の紹介を中心に、運営ネタ、ITネタ、ジャズピアノまわりの音楽ネタを記載しています。

ようやく巡り合えた絵本があります。

「おこだでませんように」

日本の絵本も好きなので、定期的に絵本紹介サイトを訪れていて、半年前に観たこの表紙。

おこだでませんように

というタイトルと、きっっと横を向いて、でも涙を溜めているこの表紙の絵にくぎ付けになりました。

でも、「後でしっかり調べよう」と一旦そのサイトを離れてしまい、数日経って、もうそのページがどこに存在したのか探せなくなってしまったのです。そしてタイトルすら忘れてしまいました滝汗 なんて忘れっぽいんだ自分!

 

でも、表紙の絵だけは鮮明に覚えており、その後は、書店や図書館に行った際に、絵本コーナーに寄ってはこの横顔を向いた男の子を探し続けていました。

 

そして先日、ようやく本屋で見つけたのです。

たまたま、「七夕」のネタがストーリーに出てくるので、季節ものとしてピックアップされ、平積みされていたから、発見できたのでしょう。

 

ストーリーは、小学校1年生になって、親からも先生からも怒られている男の子の心情を綴った物語です。

 

息子しか育てたことがない親だからかもしれませんが、もう表紙の絵だけで気になって気になって汗

書店で立ち読みするだけでウルウルした次第です。

 

そして、思い出したもう一つのこじらせ男の子の物語:洋書の児童書ですがこちらです↓

 

 

数年前に描いた、感想の過去ブログです↓

Audible視聴レポート:There's a Boy in the Girl's Bathroom

 

両方の主人公は、自分の心の中をうまく表現出来ないまま、かなりこじらせてしまっています。そして、「おこだでませんように」では担任の先生、「There's...」では、カウンセラーのカーラが、気づいてくれるんですよ。そして二人は救われます。

 

現実では、こじらせてしまったまま誰にも気づかれずにいる大人が沢山いて、それを考えると切なくなってしまう、そんな絵本でした。

 

 

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