ひとりたび2日目

美術館のあとに

市内循環バス

『めいぷる〜ぷ』

に乗って

平和記念公園


到着した瞬間から

緊張してしまった…

資料館の渡り廊下

奥に原爆ドームが見える…



『祈りの泉』

水を求めて亡くなられた

犠牲者の慰霊と

恒久平和への祈りが

こめられている

(説明文より)


まずは水分補給…

カフェ横のホールで

結婚式でもありました?

ってくらい

ドレッシーな方々がたくさん

テイクアウトして

外で飲んだ豆乳抹茶ラテ

疲れて写真もボケてる…



そのあとに

平和記念資料館へ

写真撮影もできたけど

そんな気持ちにはなれない…


本当にあった出来事

現実を見せつけられた気がした

ずっと胸に手を当てながら

気持ちを抑えながら

見て回りました


自分の中の『戦争』が

全く違うものであったこと

気付かされた資料館でした。。

写真全てが白黒であることが

自分にとって救いでした


教科書にも載ってた

『人影の石』

腰掛けていた人が閃光によって

影のように残っている

これが本物か…って

80年も経つから

教科書よりも黒い影は薄くなってて

こうやって出来事も

薄れていくのかと

実感した

決して私たちは

忘れてはいけないと思う…



資料館の渡り廊下から望んだ

記念公園敷地内


手前の芝生は

8月6日に式典が行われている

あの場所かと

テレビでしか見たことない景色

ここなんだと

また実感…



資料館を後にして

原爆ドームまで歩く

平和都市記念碑でお祈り…


平和の灯と

原爆ドームが見える


記念碑そばでは

語り部の男性が叫ぶ

こういう語りは

後世に残さないと

いかないことよね…


外国の方が半分以上いたけど

お祈りする方も

語り部の声に足を止める方も

たくさんいました



公園を抜けて橋を渡るときに見えた

原爆ドーム

ついに来たか…という気持ち

まさか1人で

見にくるとは思わなかったけど

来ようと思えば

いつでも来れるものだと

何故、今まで

遠のいていたのか…

いや、今だから来れたんだ

今この気持ちがあるから

ここに立つことができたんだ


こうして見ると

単なる建造物にしか見えない

そばにいる人にしか

この気持ちは分かり合えない

そう、思う

ガラスは全て溶け

壁には燃えた煤の痕

瓦礫がそのまま…

80年経ってるのに

つい最近のものかと思えるくらい

当時の賑わいから一転

焼け野原に残った建物

80年前を見つめ

あれから80年を見つめ…


どう思うかは

千差万別だし

国によって想いも違うだろう

私はうまく表現できず

ただ息を殺すことしかできなかった

過呼吸になりそうな

自分を抑えることに必死だった

これが現実

受け止めていかねば…




記念公園内に

G7サミット館があった

実際に使われた

テーブルと椅子

これも貴重だね


各首脳の会談でのサインも展示されてて

日本のこと、広島のこと

皆さん考えながらサインしたのかな





記念公園内には

他にもたくさんの石碑や

慰霊館もあったけど

回りきれなかったです

ここも丸1日かけて

回るのがベストかも

次に訪れたときには

ぜひ…