先日友人が「アナログ」の映画を見てすごく良かったとのことで、友人も私も原作の小説を読みました(私は映画見ない派なので、映画の内容は知りません)

そしたら、なかなかにビックリするぐらい原作がイマイチで昇天

星をつけるなら「2.1」って感じ笑


久しぶりにイマイチな本だったなーと思いながらふと
「今まで読んだ恋愛小説で良かったのってどれだろう?」
と考え始めて、浮かんできたのが2冊です


一つは石田衣良さんの「美丘」
石田衣良さんが大好きでほぼ全ての作品を読んでるけど、恋愛小説の中で一番印象に残ってるのはこの作品です

自由奔放に見えて今を必死に生きる美丘と、美丘について語る主人公の語り口がとても印象的なお話
もう一冊は有川浩さんの「ストーリー・セラー」

こちらも、病と闘いながらも自分の生きる意味を考え必死に今を生きる女性の力強さが印象的



 

 


そもそも自分がアロマンティックで恋愛ってものをあまりよく分かってないので、恋愛小説として読んでるのではなく自分の生きる意味を問いかけながら必死に今を生きる女性の姿に感銘を受けてる気もするけど、でもどちらも凄く惹き込む力のあるお話です

いい本って、読んだ後にいつまでもその本にまつわる事について自分の中であれこれ考えさせる力がある本だと思ってるんだけど、この2冊はその力がある本です

2冊とも、引っ越しで本を手放しまくった時に手元に残した数少ない本でもあります

機会があったらぜひ読まれてみてください