HSP「Highly Sensitive Person」
生まれつき非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人

先天的な気質であり、人口の15〜20%、つまり5人に1人がこれに該当すると言われています

20代後半の頃、異動したばかりの新しい職場で誰もやりたがらない仕事を押し付けられた上に同僚から嫌がらせを受け、適応障害で休職していた期間があります

その時に
「そもそも何で自分は周りの顔色が気になったり些細なことで深く傷ついたりするんだろう」
「なんとなく生きづらい、他の人達と同じように過ごしてるはずなのにすぐに疲れ果ててしまうのは何でなんだろう」
と思い、色々調べているうちに自分がHSP気質なことに気づきました

当時まだ今ほどHSPについて知られておらず本もあまり多くなかったのですが、とりあえず片っ端から本を買ったり借りたりして読みました

そして自分の気質を知り、自分との向き合い方、人との付き合い方を考えるようになり、それまでよりも少し生きやすくなりました

とにかく手当たり次第読んだ本の中で、一番しっくり来たのがこの本です


HSP気質な人たちは感覚が敏感すぎて社会生活で苦労している部分が多くありますが、
私の場合特に
嗅覚 聴覚
の敏感さで不便を感じることが多いです


嗅覚は、人工的な香りにすごく敏感でほぼ受け付けません

・ルームフレグランス
・香水
・ヘアスタイリング剤
・柔軟剤

世の中は沢山の人工的な香りで溢れています




香りにさらされてると頭痛や吐き気がしてきてすごくしんどいので、自分が使うものは徹底的に無香料を選びます

洗剤や柔軟剤、ボディクリーム、まずは香りがないことが条件です

洗剤・柔軟剤は長年ファーファの無香料を愛用してました


 

 

 


ほとんどの場合は大丈夫だけど、体調によってたまに部屋干ししてる時の僅かな石鹸っぽい香りが気になる時があり、最近はこちら使うことが多いです

(乾いた後は無臭なので、部屋干ししないならファーファでまったく問題なしです)



 

 


家の中や自分が使うものは無香料を選ぶなどして工夫することができるけど、困るのは職場などでの他人がふりまく香りです


最近は「香害」という言葉も浸透してきたけど、まだまだ強すぎる香りをふりまいてる人は多い印象です


私の場合

マシェリ(同世代の人は分かるはず)みたいな人工的なフローラルな香りが特に苦手で、すぐに頭痛がしてきてかなりの苦痛を強いられます


でも相手に指摘することは出来ないので、


なるべくその人から離れた場所で仕事をする


離れられないなら、換気をしたりマスクをしたりする

マスクは出来るだけ顔にフィットするものを使う


などでどうにかやり過ごしてます


仕事相手に「自分はHSPなんだから理解して私に合わせて!」と求めることは多くの場合上手く行かないので、自分で出来る限りの工夫をして過ごしています