娘とカナダでの親子留学が始まったのは、娘がまだエレメンタリーの時。

娘は、小学8年生の特集をチェックして、気になる号を夫に買ってもらっていた。

コロナ禍で日本への帰省が難しい時は、国際郵便で送ってもらったりしていた貴重な本だ。


時が経ち、娘も大きくなり、読むことがなくなった。

その後に購入した本で、本棚がいっぱいになってしまったので、本棚を整理したら、読まなくなった小学8年生が追い出されてしまった。

でも、そのまま捨てるのは忍びない。

娘にとっても、私にとっても、思い入れもある貴重な本でもあるし、特集記事などは読み返すととても面白い。



と言うことで、日本語を勉強している娘のエレメンタリーからの親友と、娘の通っているセカンダリーの日本語クラスの先生に寄付することにした。

親友はとっても喜んでいたが、先生はちょっと迷惑そうでもあったと。


あら、意外。

どちらも喜んでもらえるかと思った。

まあ、受け止め方は色々だから、それは仕方がないか。

今後何かに役立ててくれれば嬉しいけど。。。



寄付したのは、一年以上前だったかな?

すっかり忘れてたけど、何と日本語クラスの先生は、授業に使っていた事が分かった。

日本語クラスを選択している娘の友人が、小学8年生の付録の使い方を読んで、そこからどの様な情報が得られて、またどのような形状の物が出来るか?と言う課題をしていたそう。


さすが👍

実は、その日本語クラスの先生は、数学の先生でもある。

発想が数学的!


私の想像では、寄付した本は、生徒が自由に閲覧したり、音読とかに使うのかと思っていたけど、先生はだいぶ上を行った使い方をしていた‼︎


娘は、その課題をやり遂げた友人に、私が寄付した雑誌なんだよと言ったところ、友人は目を丸くして驚き、小学8年生を凄く欲しがられてしまったと。

残念ながら、みんな寄付しちゃったから、もう手元にはないよと言うと、とっても悲しがっていたと。


ああ、惜しかったね。

もうちょっと前に友人になってたら手に入れられたのにね。

いつか日本に行って、そして必ず本屋さんにも行ってね。