さきほどから階段の前でウロウロしているモコモコがいます。
(階段上りガード隊長のりらさんが寝ています)

「のぼれるだろか~ どうだろか~」
こう見えて(どう見えて?)シャローは階段が苦手です。
「この上には何かおもしろいところがあるんじゃなかろか~」
りらさん受難。
「よし、気合を入れていくぞ!」
「でもやっぱ階段はおそろしな~」
「しか~し!しゃろちゃんはこんなところでくじけるわけにはいかないのです!」
「とうっ!!」
「ていっ!」

「しゅたっ!」
尻動感たっぷり。

「五合目に到着しました」
一気に上るのかと思いきや五合目の山小屋(無いけど)にて休憩するようです。
が、しばらくうろうろして・・・キュンキュンが始まりました。
上ることも下りることも出来なくて困っているよう・・・

「こら~困ったばい」
「のぼるしかなかろう・・・」
「どりゃ~~~~」
お!今度こそ頂上へ!?

「じゃ~んっ ♪ しゃろちゃんよ~五合目から2段だけ上って六合目に到着です」
一気に行かんのかいっ!

「これだからシロートさんは困るわぁ。ここからが難所だけん。幅の狭い馬の背だけん」
一段の幅が狭いと止まらずに一気に上らなくちゃいけないから怖いんでございましょ?

「後戻りしたほうが楽かもしれんかも」
「はい。降参!」
あきらめるの早すぎ!
「いさぎよいと言ってほしいものだわ」
しかし下ろすとまたすぐ上ろうとするモコモコ。
上っても自分では下りられないということを学ぶべきですよ。
※階段上りガード隊長のりらさんから隊員を増やすよう要請がありました。
しゃろちゃんはどうして階段を上りたいの?
「そこに山があるから」
(´-ω-`) かっこいいこと言ってもダメよ。
結局、自分では下りられなくてキュンキュン言っちゃうのがオチでしょう。