普段なら夏のおひさまは敬遠したいところなのですが、このところは「晴れてほしい」と
思う数日間を送っていました。
なぜかというと…梅を干したかったからです!
「土用に入ったら梅を干そう」と待ち構えていたのがいけなかったのか
それまではずっと一日中お天気のいい日が続いていたのに、土用に入ったとたん
薄曇や夕立の日が増え、それこそ「雲行きがあやしい」日が多くなりました。
太陽がずっと照りつけていた日々はどこへやら。。。
しかし、待ちきれない私は「土用干し」を決行することにしました。
すっと、まぶしい日が差したかと思うとしばらくすると曇る不安定なお天気に翻弄されつつ
おひさまとにらめっこの日々の始まりです
今年漬けた梅は5kg・・・大小2つの盆ざるがギリギリ足りました
よかった~
干して、しわしわにするのがちょっともったいない気がするほどふっくらしています。
でも、干さねばっ!!おいしくて柔らかい梅干になるための試練(?)ですね。
干していると今にも雨が降り出しそうに曇ったり、パッと晴れたりする不安定な空・・・
思わせぶりなだけで結局、降ることは無かったのですが
大事な梅を雨に濡らすわけにはいかないので、曇っては部屋に入れ
晴れては外に出しを繰り返したのでした ヤキモキさせられましたねぇ・・・
少し塩が結晶になってきました。白いのはカビではありません(笑)
一緒に干していた紫蘇も白くなってきました。そろそろ干しあがりです!
こんな感じで今年の梅干の作業は終了です 後は熟成して食べ頃になるまでもう少しおきます。
漬け始めから「白梅酢が上がったかな」とか「カビてないかな」と梅をながめてきましたが
うまくできて、とても満足しています。
うちの梅は母から伝授された12%の塩分で作っていて、世間一般では「減塩」の部類に
入るようで(普通は大体15%ほどのようです。多く入れる方は20%とかも・・・)
塩が少ない分カビが生えやすいと言われています。
でも、この塩加減が好きなのでカビができないように毎日覗いてみて観察したり
作業する時も細心の注意を払って作りました。無事に出来上がって本当に嬉しいです(≧▽≦)
そして、今回ばかりは夏の強い日差しに感謝です



