無事、山を越えたのか、朝目覚める事ができ、午後に両親が来ました。父は心配かけるなと怒り、頬を叩かれました。入院六日目に退院し、それからずっと循環器科に通う事になりました。

心臓がショックを受けて、一部仮死状態になっていて、動いてない部分がありました。それを冬眠という言葉で表現されます。大きな発作を起こした心臓は半年ほどしないと、回復しないとの事でした。

退院後何もなかったように、すぐに仕事を始めましたが、わたしの心の中には大きな変化がありました。

寝る前に飲む薬を飲み忘れたら死ぬかもしれないという恐怖に押しつぶされそうな日々が続きます。タバコはやめました。お酒は減酒するように言われました。

これから一生爆弾を抱えて生きていかなければならない。まさに絶望感でした。
心臓とともに、わたしの冬眠も始まります。