父の姉の夫である、叔父がわたしに担当の先生の説明の話をしてくれました。
朝、巡回に行った時は普通だったが、その三十分後に巡回に行った時すでに意識はなく、昏睡状態だったとの事。死因は心不全という事です。当直医がいたが、担当医はいなかったようです。
ちょっと待ってよ。手足拘束していたんだよね。
見える所に置いてくれないとダメなんじゃないの?なんでもっと早く気づかないの?三十分も放置していたの?
叔父も動揺して話を聞いていたので、わたしが聞いてもよく覚えていない事も多く、その場で話を聞いた、母、叔母、叔父、もう一人の叔母の、それぞれの断片的な記憶のカケラのつぎはぎによって構成されていきます。と同時に、皆が医療ミスなんじゃないか、何か辻褄が合わない、点滴したと言っていた、母に連絡する時間が発見から一時間と遅すぎる。思い思い好き勝手言い始めます。
わたしは解剖してもらおうと言いますが、賛同するものは少なく、そんな事をしても父は返ってこないのだからと言われ、火葬の準備が始まります。