わたしは心臓病を患っています。
妊娠中に高血圧がわかり、降圧剤を服用しました。わりとキツめの薬をその後もずっと飲んでいて、これから一生飲み続けなければいけません。
産後八ヶ月の時、お酒を飲んで、降圧剤を飲み忘れました。その日の朝、胸が苦しくなり、だんだん焼けるような痛みになり、起きる事も寝る事も辛くなってきました。水を飲んでみても苦しくて、冷や汗が止まりません。鏡を見ると顔面蒼白です。わたしの助けてという言葉を聞き、夫が救急車を呼びました。
救急車が来て、苦しくて隊員の腕を掴みました。だんだん意識が遠のいていきます。夫がわたしの名前を呼ぶのが聞こえて、うるさいなと思い目が覚めます。隊員が戻ってきた!と言っています。
わたしはどこかに行っていたようです。
そこから意識はしっかりしていましたが、胸の痛みは消えませんでした。
病院に着いてから、心筋梗塞の疑いがあると言われ、エコー、心電図をした後に、緊急心臓カテーテルをする事になりました。
何が起きているかわからないうちに、カテーテルが始まります。担当の先生が、子供も小さいしまだ若いから頑張ってほしいと言ってくれました。三十歳でした。頑張れと言われても、自分の力ではどうしようもなく、運命でしかありません。