病院へ、父の会社の社長が来てくださいました。父は社長を信頼していて、社長の為に働いてきました。社長が話すことを手帳にメモする父。何度もカクンと落ちています。カクンと落ちて五秒ほど眠る、そして起きるを繰り返すのです。ろれつが回らず、泥酔しているようにみえるのです。
社長は、休職というかたちを取りましょう。その間は社会保険を使って一年半は休める。と言ってくださいました。そしてその書類を届けてくださったのです。
早速その手続きをしました。父は、要するにいらなくなったって事だな…とボソッと言っていました。父がかわいそうで、胸が痛かったです。
書類を書き、出しに行きました。父も一緒に車に乗せて、連れて行きました。窓口の女の人の説明を聞いても理解できない父。イライラしています。窓口の方も厄介な人だといった感じで、わたしに助けを求めるような目で見てきます。父に呆れています。
そんな風に見られ、扱われるものなのです。精神が狂った人間というものは。近づきたくない。怖い。みんな避けていくのです。異常者と健常者の間に線が引いてあるのです。