新国立劇場にウェルテルを観に行ってきました!
さて、いつも通り素人のヨタ話になりますのでご了承ください
幕事に求められる物が違いすぎてスギゾフレニアオペラなんて言われるウェルテル。
その影響か?どうにもこうにもまとまりません。すみません。
ここから3階席の端っこで聴いた感想です。
写真を挟んだ記事後半は趣味です。
舞台…シンプルでゴージャスではないですが、時代読み替え等はなし。
昨年プレミアムシアターで放送されたチューリッヒのようなチープな現代さはないので個人的にはOK。
ウェルテルが自殺を図ったのも書斎(というか本棚が1つ置かれている部屋)でした。
衣装…いつも通り遠くなのでよくわかりませんが、原作の青いコート、黄色のベストにロングブーツではなく割りと普通の茶系の格好だったとおもいます。
後半は黒ずくめだったと思う。
なお、ゲーテ原作のウェルテルはシャルロットと始めてあってから↑の服を着続けたそうです。ちょっとだけ怖い。
ゲーテ風のウェルテル。
当時のMET支配人ルドルフ・ビングがわざわざ新プロダクションを作ったらしい。
こんなに美しいウェルテルなら迷わず駆け落ちしようと思う
静かにしかし不穏に始まった前奏曲。
ウェルテル…オプションの高音もあった。
NHKで見たコンサートより力強い所もあって良かったと思う。
なお春風よ、の一番を歌った後、少し拍手が来てしまい、手でもうちょい待ってとやっていた(笑)
最初はpでしめて2回目はクレッシェンドでfかなぁ。
歓声もたくさん出てました。
シャルロット…藤村さんを始めて劇場で聴きました。
一度聴いてみたかったので大変満足です。特に3幕なんかは迫力もあり素晴らしかったと思いました。
もっと有り難い感じの高音の輝きやら、胸が締め付けられるドロドロ感、そして死に至る様な感情の爆発が欲しいと思う箇所もないことはないですが、個人的には楽しめました。予習のCDに毒されている気もする。毎度のことながら。
ありがとうございました!
さて、
マスネはゲーテよりもっとロマン溢れる感じを受けます。
ゲーテの方はシャルロットに会う前に婚約者がいますから釘を刺されている。
ウェルテルも一人で死んでいきます。
マスネだと死ぬのはウェルテル一人だけど、
ゲーテの方はウェルテルの前にもう一人シャルロットの毒牙にかかって自殺したか狂っております。
もはやカルメンより悪女じゃないだろうかという気すらしてくる。
以下オペラ対訳プロジェクト様より
アルベール
(独白)
彼女は僕を愛している!僕のことを思っている!
愛への感謝の祈りが
僕の心から口へと湧き上がってくる!
ああ、素晴らしい帰還の時よ、小さなこともすべて喜びに…
(独白)
彼女は僕を愛している!僕のことを思っている!
愛への感謝の祈りが
僕の心から口へと湧き上がってくる!
ああ、素晴らしい帰還の時よ、小さなこともすべて喜びに…
そして、魅惑が僕に染みわたってくる!
ああ、帰ってきたら、シャルロッテに会って
別れていたときの思いを打ち明けたいんだ
僕の希望のすべて、僕の愛のすべて!
ああ、帰ってきたら、シャルロッテに会って
別れていたときの思いを打ち明けたいんだ
僕の希望のすべて、僕の愛のすべて!
↓一方ロッテは、
シャルロッテ
(がっかりした様子で)
アルベールが?(戻ってくる)
(がっかりした様子で)
アルベールが?(戻ってくる)
(低い声で悲しげにウェルテルに)
ええ、私は母と誓ったの
彼を夫にするって…
(さらに低い声で、自分を責めるように)
神様があなたの近くに来て教えてくれたんだわ
私は誓いをすっかり忘れていた!
ええ、私は母と誓ったの
彼を夫にするって…
(さらに低い声で、自分を責めるように)
神様があなたの近くに来て教えてくれたんだわ
私は誓いをすっかり忘れていた!
…
女の私から見てもアルベールがあまりにも気の毒なこのオペラ。
このように家に半年ぶりに帰ってきたのにあんまり歓迎されず、
留守(仕事)中に(自称)友達のよその男が家庭に上がり込んでる。
あげくのはてに拳銃貸してですってよ。
現代でもアメブロトピックスかYahoo!知恵袋で炎上しそうだと思います
シチリアだったらカヴァレリアルスティカーナみたいに決闘になりそう。
とは書きましたが、メロディーも美しいし、
フランコ・コレッリのテアトル録音をYouTubeで試しに1回聴いてみたら大変面白かったので
好きな演目です。
(私の知ってるオペラは半分ぐらいが同じパターンな気がする…)
5本の指に入るほど気に入っているかもしれません。
コレッリと言えばカラフやマンリーコ、シェニエ、ラダメスなどは鉄板ですが、
個人的にはフランス物も好きですね。
貴重な舞台姿❤画質は良くなく短いですが痛みや悲壮感が伝わってくる。
耳にこびりついて離れないコレッリ@ウェルテルシリーズ
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今回はYouTubeにあったジョルジュ・ティル(とコレッリ。愛聴盤
)で予習しました。
あと現在のリリカル路線のロールモデル・スキーパ。
イタリアではウェルテルをやると言うとスキーパの伝統をと言われるらしい?
出典:Franco Corelli REVOLUTION in singing
タイトルがそのものズバリウェルテルという通り、
プリモウォーモオペラでテノールの歌うところが多いです。
スカラ座のDVDでデルモナコが(自分の声とは合わないと前置きしつつも)やってみたかった演目にあげていました。
ちなみにこのスカラ座の歴史DVDはデルモナコとディステファノの話が面白い。
コレッリとシミオナートのカヴァレリアのリハーサルが比較的高画質で入っているのでとてもお勧め。これがまた格好いいの
日本語字幕がついてますしイタリア語字幕もつけれるので勉強にもなるよ。
YouTubeにあったかもしれない。
おしまい。
綺麗ねえ



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