2020年1月追記…胃捻転を防ぐ7つの方法
英語記事ですがdeepLなどの機械翻訳で大まかにわかると思います。
餌台のリスク!、ドッグフードの種類、少量ずつの水、食後2時間の安静、ガスコンなどについてです。
2019年1月29日追記…捻転時のガスコンについて
ネット見てたら個人的に参考にしたい論文があったのでメモがてら載せておきます。
いつもありがとうございます。
http://www.geocities.jp/sato_dvm/i.htm
An Internet-based survey of risk factors for surgical gastric dilatation-volvulus in dogs.
J Am Vet Med Assoc. 2012 Jun 15;240(12):1456-62.
Pipan M, Brown DC, Battaglia CL, Otto CM.
目的:広範囲な地域において、飼育されている非常に多くの犬における胃拡張捻転(GDV)のリスク因子を評価すること
動物:飼育されている2551頭の犬
方法:GDVに関連するリスク因子となりうる、犬特有の、飼育、環境、性格に関する質問に答える。犬の飼い主に対するウェブサイトで質問へのリンクを表示することによって回答者を集めた。その情報は他にも、犬の飼い主のミーティング、ニュースレーター、犬の飼い主とブリーダーに対するメーリングリスト、飼い主向けの印刷物、および参加者によって転送されたemailを通して広がった。記述統計とロジスティック回帰分析を実施した。
結果:GDVのリスクの増加に有意に関連する因子としては、
J Am Vet Med Assoc. 2012 Jun 15;240(12):1456-62.
Pipan M, Brown DC, Battaglia CL, Otto CM.
目的:広範囲な地域において、飼育されている非常に多くの犬における胃拡張捻転(GDV)のリスク因子を評価すること
動物:飼育されている2551頭の犬
方法:GDVに関連するリスク因子となりうる、犬特有の、飼育、環境、性格に関する質問に答える。犬の飼い主に対するウェブサイトで質問へのリンクを表示することによって回答者を集めた。その情報は他にも、犬の飼い主のミーティング、ニュースレーター、犬の飼い主とブリーダーに対するメーリングリスト、飼い主向けの印刷物、および参加者によって転送されたemailを通して広がった。記述統計とロジスティック回帰分析を実施した。
結果:GDVのリスクの増加に有意に関連する因子としては、
ドライフードを与えている、不安、UKに住んでいる、1990年代に生まれた、
家庭用ペットである、毎日少なくとも5時間はオーナーと過ごしている、であった。
GDVのリスクの低下要因としては、
他の犬と遊び、食後庭を走る、
魚と卵を食餌に添加している、
家の外と中を同じ程度の時間を過ごしている、であった。
性別と避妊去勢の有無の有意な関係が認められ、未避妊雌はGDVのリスクが最も高かった。
結果と臨床的意義:GDVのリスクが高い犬においては、通常の適度な食後の活動が有用であるようにみえる。
市販のドライタイプの食餌のみを与えることは、リスクのある犬にとって最良の選択ではないのかもしれない。しかし、魚や卵を添加することはリスクを減らす事につながるようである。GDVのリスクへの避妊去勢の影響はもう少し解析する必要がある。(Dr.Taku訳)
上の追記では食後2時間は安静が良いみたいです。
2020年7月9日追記‥
以下の様に書きましたがふやかすとリスクと言う記事も見つけ、わけがわかりません!
(ドライをふやかした方がいいのかもデータが欲しい。
複数のブリーダーさんのサイトでふやかせとあったのでふやかしている。)
卵はたまに足しているが魚は鰯でも焼いて餌に混ぜてやろうと思う。
胃の病気なのでまずは食事に注目がいくけども
飼育管理もかなり関係ありそうだと思う。
使わずに済むのが第一ですが、ガスコンを常備される方もみえるようです。
こちらの獣医師はmylanta。調べてみるとガスコンと同じような感じ?
成分的には市販薬だとガスピタンあたりが近いのか?
ここら辺は素人には荷が重く責任も取れませんのでギブアップ。
大型犬に強い獣医さんに聞くのが正解ですね。お役に立てず申し訳ない。
https://youtu.be/brAH-mReS6A(英語なのでよくわからない)
検索すると時間稼ぎになったという場合もあるみたいです。
それでも様子を見ずにとにかくすぐ病院ですね。
youtubeで bloat dog等で検索すると発症した犬の動画が出てきます。
■避妊または去勢した犬の長期的な健康への影響:ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーの比較
Long-term health effects of neutering dogs: comparison of labrador retrievers with golden retrievers.
PLoS One. 2014 Jul 14;9(7):e102241. doi: 10.1371/journal.pone.0102241. eCollection 2014.
Hart BL, Hart LA, Thigpen AP, Willits NH.
ゴールデンレトリバーで中性化(避妊も含む)したことにより2つの関節疾患と3つの腫瘍の発生率が顕著に増加するという著者らの最近の研究から、この研究は計画され、ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーを比較するということになった。
13年間の動物病院のカルテを、特定の年齢範囲、すなわち6ヶ月未満、6-11ヶ月、1または2歳から8歳の間に中性化した影響について調査した。調査した関節疾患は、股関節形成不全、前十字靭帯断裂、肘関節形成不全であった。調査した腫瘍性疾患は、リンパ肉腫、血管肉腫、肥満細胞腫、乳腺腫瘍であった。
ゴールデンレトリバーの結果は、以前の研究と同様であったが、犬種によって顕著な違いがあった。
ラブラドールレトリバーでは、未去勢雄と未避妊雌の約5%が1つ以上の関節疾患をもっており、6ヶ月未満で中性化した場合、性別に関わらず1つ以上関節疾患の発生率が2倍になった。雄と雌のゴールデンレトリバーでは、未去勢および未避妊の場合同じく5%であったが、6ヶ月未満で中性化した場合、しない場合と比較して関節疾患の頻度が4-5倍に増加した。
雌のラブラドールレトリバーにおいて1つ以上の腫瘍が認められる頻度は、中性化によって、していない雌の3%を少し超える程度に上昇した。それに対して、雌のゴールデンレトリバーでは、未避妊雌における1つ以上の腫瘍が認められたのは同様に3%の程度であったが、8歳までのいつ中性化を行なったとしても、少なくとも1つの腫瘍の発生頻度が3-4倍に増加した。
雄のゴールデンとラブラドールレトリバーにおいては、中性化は腫瘍の発生を増加させることに比較的影響がないようであった。
2つの犬種における腫瘍の比較から、雌のゴールデンレトリバーにおける腫瘍の発生は、生殖腺ホルモンを除去されることに対する特定の脆弱性を反映していることを示唆している。(Dr.Taku訳)
Long-term health effects of neutering dogs: comparison of labrador retrievers with golden retrievers.
PLoS One. 2014 Jul 14;9(7):e102241. doi: 10.1371/journal.pone.0102241. eCollection 2014.
Hart BL, Hart LA, Thigpen AP, Willits NH.
ゴールデンレトリバーで中性化(避妊も含む)したことにより2つの関節疾患と3つの腫瘍の発生率が顕著に増加するという著者らの最近の研究から、この研究は計画され、ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーを比較するということになった。
13年間の動物病院のカルテを、特定の年齢範囲、すなわち6ヶ月未満、6-11ヶ月、1または2歳から8歳の間に中性化した影響について調査した。調査した関節疾患は、股関節形成不全、前十字靭帯断裂、肘関節形成不全であった。調査した腫瘍性疾患は、リンパ肉腫、血管肉腫、肥満細胞腫、乳腺腫瘍であった。
ゴールデンレトリバーの結果は、以前の研究と同様であったが、犬種によって顕著な違いがあった。
ラブラドールレトリバーでは、未去勢雄と未避妊雌の約5%が1つ以上の関節疾患をもっており、6ヶ月未満で中性化した場合、性別に関わらず1つ以上関節疾患の発生率が2倍になった。雄と雌のゴールデンレトリバーでは、未去勢および未避妊の場合同じく5%であったが、6ヶ月未満で中性化した場合、しない場合と比較して関節疾患の頻度が4-5倍に増加した。
雌のラブラドールレトリバーにおいて1つ以上の腫瘍が認められる頻度は、中性化によって、していない雌の3%を少し超える程度に上昇した。それに対して、雌のゴールデンレトリバーでは、未避妊雌における1つ以上の腫瘍が認められたのは同様に3%の程度であったが、8歳までのいつ中性化を行なったとしても、少なくとも1つの腫瘍の発生頻度が3-4倍に増加した。
雄のゴールデンとラブラドールレトリバーにおいては、中性化は腫瘍の発生を増加させることに比較的影響がないようであった。
2つの犬種における腫瘍の比較から、雌のゴールデンレトリバーにおける腫瘍の発生は、生殖腺ホルモンを除去されることに対する特定の脆弱性を反映していることを示唆している。(Dr.Taku訳)
■避妊去勢した犬:ゴールデンレトリバーにおける関節疾患と腫瘍への影響
Neutering dogs: effects on joint disorders and cancers in golden retrievers.
PLoS One. 2013;8(2):e55937. doi: 10.1371/journal.pone.0055937. Epub 2013 Feb 13.
Torres de la Riva G, Hart BL, Farver TB, Oberbauer AM, Messam LL, Willits N, Hart LA.
欧州の国と異なり、アメリカ合衆国の圧倒的多数の犬は避妊去勢されており、通常1歳より前に行なわれる。生殖ホルモンは発育と成長において重要であるため、この文化的な違いから、避妊去勢によって逆に影響を受けてしまうかもしれない様々な臓器の分析がなされている。
単一の品種特異的なデータを利用して、統計学的な処理を行なうのに十分な頻度で生じた全ての疾患について、性別と避妊去勢した年齢と性腺をそのままにした犬を調べる事を目的とした。
人気があり様々な悪性腫瘍と関節疾患に罹患しやすいため、ゴールデンレトリバーを選択した。759頭の飼育されている、避妊去勢をしていない雌と雄、避妊去勢をしている雌と雄、1-8歳齢についての動物病院のカルテを、股関節形成不全(HD)、前十次靭帯断裂 (CCL)、リンパ肉腫 (LSA)、血管肉腫(HSA)、肥満細胞腫(MCT)という診断について検索した。それぞれの犬を、避妊去勢していない、早期(12ヶ月未満)に避妊去勢した、12ヶ月を過ぎてから避妊去勢した、に分類した。統計学的な解析は、生存解析、発生率の比較を行なった。5%の有意差の結果を報告している。
早期に去勢した雄のうちで、10%がHDと診断され、去勢していない雄の2倍の発生率であった。避妊去勢していない犬においてCCLと診断された症例はいなかったが、早期に去勢した雄と避妊した雌においては、発生率はそれぞれ5%および8%であった。早期に去勢した雄のおよそ10%がLSAと診断され、これは去勢していない雄の3倍の発生率であった。12ヶ月を過ぎてから避妊した雌におけるHASの発生率(約8%)は、避妊していない雌および早期に避妊した雌より4倍多かった。避妊していない雌においてMCTの症例はいなかったが、発生率は12ヶ月を過ぎてから避妊した雌においてほぼ6%であった。結果はペットおよび奉仕犬としてのゴールデンレトリバーおよび犬を人において生じる腫瘍のモデルとして用いる腫瘍学者に対して、健康に及ぼす影響を示している。(Dr.Taku訳)
Neutering dogs: effects on joint disorders and cancers in golden retrievers.
PLoS One. 2013;8(2):e55937. doi: 10.1371/journal.pone.0055937. Epub 2013 Feb 13.
Torres de la Riva G, Hart BL, Farver TB, Oberbauer AM, Messam LL, Willits N, Hart LA.
欧州の国と異なり、アメリカ合衆国の圧倒的多数の犬は避妊去勢されており、通常1歳より前に行なわれる。生殖ホルモンは発育と成長において重要であるため、この文化的な違いから、避妊去勢によって逆に影響を受けてしまうかもしれない様々な臓器の分析がなされている。
単一の品種特異的なデータを利用して、統計学的な処理を行なうのに十分な頻度で生じた全ての疾患について、性別と避妊去勢した年齢と性腺をそのままにした犬を調べる事を目的とした。
人気があり様々な悪性腫瘍と関節疾患に罹患しやすいため、ゴールデンレトリバーを選択した。759頭の飼育されている、避妊去勢をしていない雌と雄、避妊去勢をしている雌と雄、1-8歳齢についての動物病院のカルテを、股関節形成不全(HD)、前十次靭帯断裂 (CCL)、リンパ肉腫 (LSA)、血管肉腫(HSA)、肥満細胞腫(MCT)という診断について検索した。それぞれの犬を、避妊去勢していない、早期(12ヶ月未満)に避妊去勢した、12ヶ月を過ぎてから避妊去勢した、に分類した。統計学的な解析は、生存解析、発生率の比較を行なった。5%の有意差の結果を報告している。
早期に去勢した雄のうちで、10%がHDと診断され、去勢していない雄の2倍の発生率であった。避妊去勢していない犬においてCCLと診断された症例はいなかったが、早期に去勢した雄と避妊した雌においては、発生率はそれぞれ5%および8%であった。早期に去勢した雄のおよそ10%がLSAと診断され、これは去勢していない雄の3倍の発生率であった。12ヶ月を過ぎてから避妊した雌におけるHASの発生率(約8%)は、避妊していない雌および早期に避妊した雌より4倍多かった。避妊していない雌においてMCTの症例はいなかったが、発生率は12ヶ月を過ぎてから避妊した雌においてほぼ6%であった。結果はペットおよび奉仕犬としてのゴールデンレトリバーおよび犬を人において生じる腫瘍のモデルとして用いる腫瘍学者に対して、健康に及ぼす影響を示している。(Dr.Taku訳)
■犬の前立腺癌を内科的に治療した時の結果と予後因子:多施設研究
Outcome and prognostic factors in medically treated canine prostatic carcinomas: A multi-institutional study.
Vet Comp Oncol. 2018 May 27. doi: 10.1111/vco.12400. [Epub ahead of print]
Ravicini S, Baines SJ, Taylor A, Amores-Fuster I, Mason SL, Treggiari E.
犬の前立腺癌(prostatic carcinoma:PC)の内科治療を述べている文献はあまりない。
この研究の目的は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)および/あるいは化学療法で治療した犬PCの無増悪期間(time to progression:TTP)と生存期間中央値(median survival time:MST)などの結果を評価し、予後因子を確定することだった。
8施設の記録から、膀胱の関与がなく細胞学的あるいは組織学的にPCが確認された犬を検索した:67頭の犬が含まれた。その時の症状は、泌尿(25)、消化管((GI),11)、全身性(3)だった;16頭の犬はGIと泌尿器症状、7頭は全身症状とGIあるいは泌尿器症状の併発、5頭の犬の腫瘍は偶発的に見つかった。27頭中9頭(33%)は尿培養陽性だった。転移は26頭のリンパ節(19)、肺(10)、骨(2)、肝臓(1)に確認された。
治療はNSAIDsと化学療法(32)、NSAIDsのみ(31)および化学療法のみ(4)だった。
全体のMSTは82日(範囲9-752)、TTP中央値は63日(範囲9-752)だった。NSAIDsと化学療法を組み合わせた犬は、NSAIDs単独で治療した犬と比べ、有意に長いMST(106 vs 51日;P=0.035)とTTP(76 vs 44日;P=0.02)だった。
未去勢の犬と転移疾患のある犬は、有意に短いMSTだった(31 vs 90日、P=0.018と49 vs 109日、P=0.037);また未去勢の犬は有意に短いTTP(25 vs 63日、P=0.0003)だった。
この研究は、NSAIDsと化学療法の組み合わせが、犬PCの結果を改善するかもしれないと示唆する。転移疾患と未去勢は予後に負の影響を及した。(Sato訳)