257年1日





遂に、エルネア杯の年がやって来た。
この年をどれだけ心待ちにしていたか!
ようやく憧れのエルネア杯に出場出来る。
トーナメント表を見てみると、父キースとは決勝まで当たらない。
出来れば決勝戦で父と戦って、今度こそ勝ちたいものだ。
でも、なかなか手強い人がこちらの組にはいるのだ。
そう、前龍騎士のサナさんだ。
彼女に勝てなければ決勝には行けない。
気を引き締めなければ…

とはいえ、開幕はもう少し先。
先ずは新年をお祝いせねば。
今年はちゃんと新年祝賀に間に合った。
やはり、新年祝賀を見ると“1年が始まったな”という清々しい気持ちになれる。
今年は特別な年になるから、より一層そう思うのだろう。
実は、決心したことがある。
もし、エルネア杯に優勝してバグウェルに勝つことが出来たならば…
彼女にプロポーズしようと思ってるんだ。
ようやく結婚への意思が固まった。
まだ不安はあるけど、龍騎士になれたらそれなりに自信がつくと思うんだ。
だから、必ず龍騎士になってみせるぞ!

従兄弟であり親友であるイェルシーの息子アンブローズが成人するので、成人式を見に行った。
卒業生代表の挨拶に懐かしさが込み上げる。
僕も数年前に同じ挨拶をしたんだよなぁ…
イェルシーも微笑ましく見てい…る?
あれ?なんだか眉がヒクヒクしてないかい?
気のせいかなあ?
僕以外誰も気付いてないみたいだし。
でも、なんだかおかしいぞ?
僕は式が終わると真っ先にイェルシーを捕まえた。
どうしたんだい?
何かあったの?
「あんの馬鹿!」
まだ周りには沢山の新成人やその親御さんがいたので、イェルシーの罵倒はかなり低い声ではあったが、僕にははっきり聞こえた。
かなりご立腹の様子。
普段とても優しい国王陛下をここまで怒らせるのは何者か?
「ユーリ、アンブローズが何処にいるか知らないか?」
なんだって?!
アンブローズなら成人するんだからさっきの式に出てたんだろ?
「それがいないから探してるんじゃないか!」
導きの蝶で調べてみよう。
森の川辺…
釣りでもしてるのか?
お前、王太子だろうが!
国民に示しがつかんだろう!
「全くだ!帰ってきたら説教だな」
僕はイェルシーに全面的に賛成してからデートへと向かった。

スクショの順番間違えちゃったけど、直すのめんどくさいのでこのままいきますwww

しかし、成人したアンブローズの顔を見たら…
僕が説教するのは難しいな。
チェルシーに任せよう!
何せ、こんなに完璧に仕上がるとは!
“こうなってくれたらいいな”が、目の前にいるのだ。
(二代目が持ち込んだ)完璧なラウル家の顔じゃないか!
将来の国王が、受け継がれてきたラウル家の顔になってくれたこと(ほぼイェルシーの遺伝だったこと)は、感涙を禁じ得ない。
この完璧なる遺伝子の前では、成人式に出なかったことなど些末な事だ。
僕はきっとこれからも、この王太子を溺愛していくのだろう…

そうそう、余談ではあるが、自分のギブルを大量購入した(笑)
何せ倍率15.14だ。
結構いいお小遣いになりそうな予感がしている。
しかも、バクウェルに勝てば2倍…
ムフフ、楽しみだ(*´艸`*)




