<注釈>
今回はほぼスクショです。
興奮のあまりスクショしすぎてしまった中の人のスクショ保管のための記事だと思っていただければ…



253年21日

白夜。
一日中日が沈まない日。
4年に一度訪れる日。
誰もが興奮する日。
この国の護り龍が姿を表す日。

夕1刻。
国中のほとんどの人が王立闘技場に集まった。
勇者と護り龍の対決を見るために。


4年に一度行われるエルネア杯は勇者を決めるトーナメントだが、勇者と護り龍の対決は何のためかと言えば、この国の武力水準がかなり高いものであることを護り龍に示すためだ。
だから暴れてくれるなよ、という忠告も込めての「安心して塒に籠ってていいですよ」と、護り龍に示すためだ。
その役割を勇者が担っている。
今年の勇者はサナさん。
母の親友で、僕の親友ヴァレリアンの母親だ。
僕は念の為にと昼間お守りをサナさんに渡していた。

そして、空から護り龍がやって来た!











新王が勇者に声をかけると、勇者は剣を掲げた。
いよいよ、勇者VS護り龍の闘いが始まる。



闘いは呆気なく終わった。
勇者が剣を4振りしただけで護り龍ハウエル膝をついたのだ。
どうやら僕の渡したお守りが効果絶大だったらしい。
まさか護り龍が攻撃すらさせてもらえないとは誰もが思わなかったのだろう。
闘技場の観客はみなポカーンとしていた。
新王イェルシーでさえ呆けた顔を一瞬したぐらいだ。
しかし、我に返った観客たちはワッと盛り上がり勇者…いや、新たに誕生した龍騎士に拍手と歓声を送った。
バグウェルはといえば、「人間にしては中々の腕前だった」という、この場合に置いては負け惜しみにしか聞こえない言葉を残して去っていった。



僕は闘技場の上空で一度旋回してから去って行くバグウェルに心の中で宣戦布告した。

待ってろバグウェル!
4年後は僕が相手だ!!