僕はとある目的を持って、幼少の頃かの仲良しヴァレリアンに会いに行った。



すると、ヴァレリアンは知らない女性を連れて僕の目の前を通り過ぎて行った。
だ、誰?
気になって跡をつけてみる。
2人はどうやら坑道で採掘をするらしい。
しかし、相手の女性はすぐに帰ってしまった。

1人になったヴァレリアンに声をかけ、何がなにやら分かってないヴァレリアンを引き摺るようにして酒場へ。
僕はヴァレリアンへこう聞いた。
僕はヴァレリアンといるとすごく楽しいんだけど、ヴァレリアンはどうかな?
「もちろん、楽しいに決まってるだろ!俺たち親友だろ?」
ああヴァレリアン!キミならきっとそう言ってくれると思ってたよ!
さっそく食事をしながら先程の女性について聞いてみた。
ヴァレリアンは年上が好きなのか?
彼女、1歳年上だろ?
「ばっ、…ただの友達だっつの!」
ふーん、友達なんだあ。
じゃあヴァレリアンはその子より僕の方が好きだよね?
「んあ?」
だって、その子はただの友達だけど僕は親友だものね!
つまり僕のことの方が好きってことだよね?
「ん?…そう…なるのか?」
そうだよぉ〜。
大丈夫!僕もヴァレリアンのことだーいすきだからね!
「お、おおうん。あ、ありがとう?」
何だかヴァレリアンは仕切りに首を傾げてたけど、どうしてだろう?
おかしいよね?

次に僕はヴァレリアンと同じくらい大事な友達の所へ行って、こちらも同じように引き摺るようにして酒場へ連れて行った。
僕はブレソールと一緒にいるとすごく楽しいんだけど、ブレソールはどうかな?
「僕もすごく楽しいよ〜」
じゃあ僕たち親友だよね?
「うん、そうだねぇ〜」
正直お腹はいっぱいだったけど、大好きな2人と親友になれたから嬉しくて、僕はモリモリ食べながらブレソールとお喋りをした。
相変わらずちっちゃい口だね。
「それは言わないでよ〜」
なんで?
可愛いのに!
「可愛いって言われても嬉しくない!」
どうして?
僕はうれしいけどなぁ。
まあ、僕はかっこいいって言われることの方が多いけどね。
「僕だってかっこいいって言われたいよ〜」
うちのお母さんとか言わない?
「ツェリさんは可愛い可愛いばっかりだよ〜。口がアイネズそっくりねって」
ああ、うちのお母さんブレソールのお母さんのこと大好きだもんなぁ。
「母さんに似てるから可愛いって言われてもねぇ。嬉しくないよ」
でも僕はアイネズさんに似てるからブレソールのこと可愛いって思ってるわけじゃないけど?
ブレソールはブレソールだから可愛いんだよ!
「………女の子に同じようなこと言っちゃダメだよ?勘違いしちゃうから」
ん?なんで?
「…あーあ、ユーリはモテそうだよねぇ」
ん?まあ、モテるだろうねぇ。
「はぁ…何か残念だよなぁユーリは。顔はいいのに…」
ん?ブレソールは僕の顔も好きなの?
「“も”って…」
そんなに僕の顔が好きなら、ずーっと見ててもいいよ?
ブレソールだから特別に許してあげる!
「そういう話じゃないんだけどなぁ…」
どうしたの?浮かない顔して。
もしかしてモテるとかモテないとかで悩んでるの?
大丈夫、自信持って!
だって、僕はブレソールのことだーいすきだからね!
「………うん、もうそれでいいや。ありがとう」





