これから始まる長い旅への期待ではなく、

これまでの12年の旅で私を生かし、育ててくれた方々への感謝の気持ち、

そればかりがこみ上げる一日となりました。

あのファインダー越しにお子さんの成長を喜ぶ姿、信じて良かった。

子供を育てられる人は、その他の人も育てられる。


だけど、親の心、子知らず。


自分が親になっても、その親の心にはまだまだ到達できてませんでした。


ただひたすら悩んだこの3週間。

恐怖にも怯え、息子の節分の鬼退治の、彼の気持ちがやっとわかった時でもありました。

しかし、最後に選択したのは、鬼退治の気持ちでは無く、


一生後悔しないようにと誓った素直な気持ち、

そして、一生変る事の無い、感謝の気持ち。

それを伝えられれば、どうなっても後悔しないという心境でした。


最後に、昔、沢山ご迷惑をおかけした事に、

日々、感謝と懺悔の気持ちを言葉に表現出来ず、その代わり、

家族にもその事を伝えて、積極的に家族を含めた交流に努めて来ることしか出来なかった9年間。

その気持を伝えたかったけど、それだけは、言わせてもらえませんでした。


「娘を嫁に出す父親の気持ち」


本当にそう想って頂けていたのだと感じる一時でした。

言わせて貰えなかった分、その気持ちを、一生忘れる事はなくなりました。

今の私には、あんな大きな父にはなれそうにありません。

ただひたすら、感謝の気持ちで涙するしか出来ません。