今、宿毛に若者がオシャレをして出かけて行く所があるでしょうか。?
若者が出会い、楽しむ場所としても、まちの「ヘソ」となる中心街が必要です。
昔の映画に「サタディ・ナイトフーバー」がありましたが、アメリカの田舎町でも週末の夜にはオシャレをした若者が、まちの中心部のディスコなどに集い、ダンスなどで青春を謳歌し、そこではヒーローやヒロインになったりと個性を発揮している様子が描かれています。
宿毛には、そのような場所がないのが実情で、若者が定着させようにも無理があるように思います。
若者も集い、楽しく、にぎやかに過ごせる場所がなければならないと思いますし、それを宿毛にも作る必要があります。それも、単ある居酒屋街ではなく、食事をしたり、買物をしたりと、個人個人が「見たい・見せたい」という欲求を満たせる場づくりです。その意味ではスポーツも大切です。
また、青年会議所が推進する「出会いの機会づくり」も大切です。
まち全体が雰囲気を醸し出すようにしなければなりません。それが「まち」であると思います。
当然「まち」には、「顔」となる部分があったり、中心市街地の繁華街と言われる部分も必要です。それがまちの「ヘソ」にあたる部分です。
現在、宿毛の人口減少は、自然減とともに、社会減を伴っていることです。
社会減としての若者が少なくなれば、当然、人口の再生産の可能性も少なくなる自然減となり、人口は減って行くばかりになります。
若者が都会志向になるのは、単に仕事だけではないと思います。田舎の方が生活費も安いし、居住の心配もないとすれば、田舎の方が住みやすいことはたしかです。しかし、楽しみという意味では、物足りないところがあるのが実情であろうと思います。
以上のことからも、都市(まち)の作り方にも問題があるのではないかと思わざるを得ません。
現状は、車に依存しなければ、生活が困難なまちになってきています。
高齢化が進行すると、買物難民と言われる方々も多くなり、それを行政的にどのようにサービスを提供して行くのかといったことも、大きな課題になってくると予測されます。
夕張市のようにならないためにも、今から手を打っておかなければなりません。
そのためにも、コンパクトなまちを目指し、若者に定着してもらえるまちにして行かなければならないと思います。
中心街を作るためには、旧市街地の土地利用を根本的に見直す必要もあると思いますし、そのためには、身の丈に合った再開発も必要になると思います。
今後は、このようなことを市民レベルで論議しなければならないと思っております。