小さいころからずっと、家族に「ブサイク」だと言われていました。
器量がよくないんだから、せめて勉強しておかないと。
こんなふうに、言われ続けるたびに、自分はブサイクなんだという暗示を、自分自身にかけ続けていたのだなあと、実感しています。
そしていつのまにか、見た目がよくない女は、目立たないように後ろに隠れてひっそりしていなきゃならないって。
そんな信念も生まれてきてしまったように思います。
でも、ほんとうの自分は、自分を好きになりたかったんだと思う。ずっとずっと、自分の容姿に関しても、認めてあげたかったんだと思う。
親とか、身近な人の評価というものは、恐ろしいくらいに子どもの自己形成に関わってくるのですよね。
でも、それを乗り越えていくのもまた自分自身だし、きっとそういったハードルを用意したのも自分なんだろうなあ。
だから、きっと乗り越えられる!
私の育ったところはありふれた田舎町。
家のすぐ近くに公民館があって、週に一度、そこでバレエのレッスンがあったの。
田舎っぽいよね、公民館でバレエなんて。
もちろん私は習っていない。
でも、時々そのレッスンを眺めに行っていたの。
女子だもん、きれいなものはやっぱり気になる。
小6のころだったかなあ。
ある日のこと、夕飯のときに、父に怒鳴られた。
バレエをのぞいていたことを咎められたの。
似合わね~もんなんだから、こそこそのぞいてんじゃねー、恥ずかしくねーのか!
お前みたいなやつがやれるもんじゃねーんだよ。
と……。口の悪い父。容赦ない。
華奢な体型でもなく、色黒の健康優良児といった子どもだった私。
そんな子がバレエをやりたいと言おうものなら、確かに親は困っただろうなって、今はわかる。
場違いだし。
でも、当時の私には、女の子としてダメなんだって思い込んでしまうには十分すぎるくらいの出来事だった。
ほんとうは、わたし、可愛い衣装を着て踊りたかったんだ。
女の子だからこそできることをやりたかったんだ。
家のすぐ近くに公民館があって、週に一度、そこでバレエのレッスンがあったの。
田舎っぽいよね、公民館でバレエなんて。
もちろん私は習っていない。
でも、時々そのレッスンを眺めに行っていたの。
女子だもん、きれいなものはやっぱり気になる。
小6のころだったかなあ。
ある日のこと、夕飯のときに、父に怒鳴られた。
バレエをのぞいていたことを咎められたの。
似合わね~もんなんだから、こそこそのぞいてんじゃねー、恥ずかしくねーのか!
お前みたいなやつがやれるもんじゃねーんだよ。
と……。口の悪い父。容赦ない。
華奢な体型でもなく、色黒の健康優良児といった子どもだった私。
そんな子がバレエをやりたいと言おうものなら、確かに親は困っただろうなって、今はわかる。
場違いだし。
でも、当時の私には、女の子としてダメなんだって思い込んでしまうには十分すぎるくらいの出来事だった。
ほんとうは、わたし、可愛い衣装を着て踊りたかったんだ。
女の子だからこそできることをやりたかったんだ。
昔々、確か中学の国語で習った「胡蝶の夢」。
当時から、何かわからないけれど惹かれるものがありました。
今の自分が真実なのか、もしかしたらそうではないのかもしれない。
人生が一夜の夢というくらいはかないものなら、思うように生きてみないとつまらないじゃない? そんな気持ちにさせてくれます。
昔者、荘周夢為胡蝶。
栩栩然胡蝶也。
自喩適志与。
不知周也。
俄然覚、則遽遽然周也。
不知周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与。
周与胡蝶、則必有分矣。
此之謂物化。
日本語訳/通釈
昔、荘周は夢で蝶になった。
ひらひらとして胡蝶そのものであった。
自然と楽しくなり、気持ちがのびのびしたことだった。
自分が荘周であることはわからなくなっていた。
にわかに目覚めると、なんと自分は荘周であった。
荘周の夢で蝶になったのか、蝶の夢で荘周になったのかはわからない。
しかし、荘周と胡蝶とには、間違いなく区別があるはずである。
こういうのを、「物化」というのである。
私は芋虫系が大の苦手だけれど、芋虫が蝶になる過程で、いったんさなぎの中でドロドロになるという話を聞いてから、苦手ながらも共感する部分があって。
醜い(と思いこんでいる)自分、飛べない(と思いこんでいる)自分、そんな自己肯定感の低い自分と向きあって乗り越えて、美しく変身する。。。。
よくないですか?
きっとだれもが変身できます。
どうせ見るならよい夢を見たいですもの!
当時から、何かわからないけれど惹かれるものがありました。
今の自分が真実なのか、もしかしたらそうではないのかもしれない。
人生が一夜の夢というくらいはかないものなら、思うように生きてみないとつまらないじゃない? そんな気持ちにさせてくれます。
昔者、荘周夢為胡蝶。
栩栩然胡蝶也。
自喩適志与。
不知周也。
俄然覚、則遽遽然周也。
不知周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与。
周与胡蝶、則必有分矣。
此之謂物化。
日本語訳/通釈
昔、荘周は夢で蝶になった。
ひらひらとして胡蝶そのものであった。
自然と楽しくなり、気持ちがのびのびしたことだった。
自分が荘周であることはわからなくなっていた。
にわかに目覚めると、なんと自分は荘周であった。
荘周の夢で蝶になったのか、蝶の夢で荘周になったのかはわからない。
しかし、荘周と胡蝶とには、間違いなく区別があるはずである。
こういうのを、「物化」というのである。
私は芋虫系が大の苦手だけれど、芋虫が蝶になる過程で、いったんさなぎの中でドロドロになるという話を聞いてから、苦手ながらも共感する部分があって。
醜い(と思いこんでいる)自分、飛べない(と思いこんでいる)自分、そんな自己肯定感の低い自分と向きあって乗り越えて、美しく変身する。。。。
よくないですか?
きっとだれもが変身できます。
どうせ見るならよい夢を見たいですもの!