悲しい過去は売り文句ではなくただの『事実』です。 | うちの魔王さま。

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色々あってNPO法人ねこけん東京本部キンダーガーデンになりました。
がんばれお兄にゃんΨ( ゚∀゚)Ψ

いつもご訪問&応援ありがとうございます♪
 
(*ノ´O`*)ノ<元気ですかー!!?
 
「げんきでちー!」
「なのー」
 
実は半分女子だった4兄妹、術後のなんちゃらもなく元気いっぱい。
立ってる2匹が男の子。
口角が上がっていてチェシャ猫みたいなお顔。
 
この子たちの保護経緯、そういえば知らないなぁ、、
 
私は、預かる子たちのことは可能な限り把握しておきたい派です。
情報ってとても大事だから。
そして、里親(希望者)さんに尋ねられたらお伝えしたいと思うから。
 
 
ええと、後出しみたいでアレなんですが、ちょっとお付き合いいただけたら嬉しいです。
 
数日前、ある団体さんの譲渡会案内のポストがバズって、見ず知らずの自称猫好きみたいな人たちから攻撃されてましたが。
ケージのデコレーションに関しては、ポップですらおもちゃにする猫がいるので私はやらないですが、ケージのサイズにあれこれ言ってる人は、猫の生態を本当に理解しているんですかね?
あと、ージじゃなくてージなw
これ保護活動者でもよく間違ってる人いるけど、三文字のカタカナくらい正しく使おうぜ‥?
 
今の、全国で主流になっている譲渡会のスタイルって、できうる最善だと思うんですよね。
これを否定するということは、そもそも譲渡会というシステムが気に入らないんでしょうけど、だったらそうじゃないやり方で自分たちはやればいいんじゃない?ってだけの話。
 
移動や展示が猫のストレスだなんてみんな百も承知だってのよ。
 
こんな技を編み出しちゃうくらいなのよ?( ゚Д゚)
 
それでも、効率を考えると譲渡会が最善なんですよ。
里親希望者さんからしても‥ねぇ。
 
まぁ、IZさんたちも書いてたけど、何もしないでいちゃもんだけつけてるの楽でいいよねーみたいな感じでノーダメージです。
ダメ出しするなら代替え案で、自分でやってみればいいよ。
で、SNSで大々的に発信してよー。
「あんたたちもこうやりなよ!」って。
 
 
それから、保護経緯を語ることは、可哀想アピールでも悲しいアピールでもなく、ただの『事実』です。
その子が生きてきた道のりであり、ルーツ。
 
交通事故に遭い数日間外を放浪、見かねて保健所に通報した人がいたことで鹿児島県内のある保健所に収容されました。
数日間"収容動物(迷子や落し物?)"として留め置かれましたが、骨が見えるほどの重傷を負っていたため殺処分対象となり、それを知った現地のボランティアさんによって引き出されました。
腕利きの外科医の顔が曇るほどの大ケガでしたが、骨折した左後肢の断脚手術は無事終了、三本脚でも問題なく生活しています。
痩せていますが食欲もあり、人懐っこく甘えん坊。
猫に対しても威嚇することなくフレンドリーな子です。
事故に遭った影響なのか、車移動、掃除機など大きな音がするものは苦手です。
 
これは、あぬーの『事実』です。
1年前、募集かけるとしたらこんな感じかなって書いてみました。
 
生きてほしいと願った人が繋いでくれた命。
走ってくれた保護主さん、助けてくれた獣医師の先生(私は勝手にあぬーの先生と呼んでます)、通報してくれた人、収容してくれた保健所、どれか1つ欠けても、あぬーはここにいないんです。
例えばこれを"殺処分対象だった"という文言だけ切り取って可哀想アピールだと責める人がいたら、卑屈ですねーって思う。
思うだけじゃなく言っちゃうかも。
 
 
そもそも"保護猫"なんて、大なり小なり悲しい過去を背負ってるんですよ。
遺棄や放棄、多頭飼育崩壊、負傷による収容・保護。
TNR現場から保護される子はラッキーかもしれないけど、その裏には飢えや渇き、暑さや寒さ、事故や感染症、野生動物や虐待によって命を落とした兄弟姉妹がいるかもしれない。
猫が増えている現場なら大概いる。
その子自身も、生死を彷徨ったり、五体満足ではなかったり、その現場には戻せない理由を抱えていたりもします。
暑さも寒さも飢えも渇きも交通事故も虐待も縁がない猫なら、端から保護対象にはならないんです。
 
だから私たち保護活動者は、二度と悲しい思いをしないようにという願いを込めて、里親さんに託すんです。
おこがましいけれど、選ぶんです。
この方ならこのご家族なら、この子(たち)と一緒に幸せになってくれる、猫なんて愛されてナンボだよって。
 
里親になるということは、我々保護活動者ができない何より尊い愛護活動です。
(※私が譲渡対象として引き受けたあぬーをうちの子にしちゃったのはホントはあんまり良くない例です)
譲渡条件が厳しくて貰えなかったっていうのもよく見かけますが、そりゃそうだろってことなのか、そんな条件突きつけられて気の毒だわなのか、内容が書いてないのでわかりません。
私もお断りすることがあるので心苦しいですが、でも、どんな猫ももらえない、っていう人はあんまりないんですよね。。
 
心が折れた経験がある私が言うのも何なんですが、他の譲渡会も行ってみようって思ってもらえたら嬉しいです。
本気の譲渡会は、単身者不可!とか〇歳以下のお子さん不可!とか頭ごなしに否定したりしないので、是非お越しください。
猫によって、保護主によって譲渡条件が一律でないのは、私はメリットだと思ってます。

 

 
【本気の譲渡会、次回は12/28アンコール開催】

ご予約優先、必ずリンク先をご確認ください。

 

 

#元保護猫今過保護猫
というハッシュタグがすごく好き。
幸せで溢れてる。

 

ではまたっ( ´Д`)ノ~

 

 

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