後肢が1本なくたって。 | うちの魔王さま。

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色々あってNPO法人ねこけん東京本部キンダーガーデンになりました。
がんばれお兄にゃんΨ( ゚∀゚)Ψ

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子猫の伸びしろは半端ない。
できることがどんどん増えていく。
 
「えっへんなのだ!」
「甘やかしすぎじゃない‥?」
 
甘やかされ放題のあなたが言いますかw
 
よじ登った。
 
子猫がケージをジャングルジムのように登るのは普通なのですが、あぬーの場合は支える後肢が1本しかない。
それでも登れた。
ひょいひょい器用に登っていった。
ジャンプは苦手なのに…不思議。
 
後肢が1本無いことを、一番気にしているのは私かもしれない。
みんなができることができないとしょんぼりするかな、って、つい甘やかして、先回りして世話をやいてしまう。
実際は、自分はそんなもん、って思って生きているのかもしれない。
他の子たちだって、みんな同じことが同じようにできるわけじゃないし。
 
その結果、あぬーはここ数日“できないフリ”をするようになりましたw
 
登れるのに登れないフリをして鳴く。
お水飲むから見てて、ゴハン食べるから褒めて、そんな要求もするようになった。
アピール上手になった。
 
そして、ひとりでしょんぼりではなく、猫たちとも過ごし、私と距離があっても大丈夫にもなりました。
 
こんなふうに。
 
でも、抱き寄せると嬉しそうにする。

 

 
先日、猫日向さんが、三本脚の猫を譲渡会に参加させたそう。
長時間抱っこができない子はちょっと‥ってなったので甘えん坊のその子を薦め、でも「三脚はちょっと‥」って言われたのだとか。
 
これ、見た目なんでしょうか?
 
それとも、不安?
 
「しんぱいごむようなのだ」
 
今、あぬーは24時間フリーになっています。
みんなと同じトイレが使えるし、お水とゴハンはあぬー部屋にセッティングしてあり、喉が渇くとお腹がすくと、自分で行って飲み食いできるから。
 
先天性の欠損と、事故など後天的な欠損は、実際違うと思う。
生まれつき“ないことが当たり前”なのと、あったはずのものを失い、できたはずのことができなくなるのは違うと思う。
 
それでも、そんな自分を受け入れ(いや確かに動物ってそれを後悔したり恨んだりするものではないのだけど)、できることを楽しみ、できないことは助けを呼び(私ねw)、毎日ただ真っ直ぐに生きている。
 
四肢に欠損がある子、片目の子、全盲の子、そういう子を不安に感じる気持ちはわかる。
家族になる自分で大丈夫なのか、みたいな?
でも、今のこの状態がその子にとっての“普通”で、これから先も何か変わるものではないというか。
片目の子が両目を失ったり、三本脚の子が二本脚になったりはしないよね、みたいな。
今のまま成長して、おとなになって、シニアになる、それは、ハンデのない子と同じ。
猫はそもそもひとりで生きてないし、人間の助けがないと生きられないんだし。
だから、構えず気負わず、受け入れてくださる方が増えたらいいなと思います。
 
こういう写真を改めて見ると三本脚なんだなーって思うんだけど、多分、三本脚の猫と暮らす皆さんそうだと思うけど、普段はそんなに気にならないですよね?
そんなこと一々考えて暮らしていないというか。
一喜はするけど一憂はしないというか。
「そんなこともできるなんてすごいね!」はあるけど、「それができなくて可哀想‥」って嘆かないというか。
 
何かが足りなくたって、うちのこ最高に可愛い!だもん。
 
ね!
 
 
日曜は譲渡会!次回は3/19

予約優先制・必ず画像のリンク先の詳細をご確認ください。

 
3/26は島忠ホームズ仙川店!

 

 

ではまたっ( ´Д`)ノ~

 

 

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