「明日をも知れぬ‥」だった子猫たち。 | うちの魔王さま。

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色々あってNPO法人ねこけん東京本部キンダーガーデンになりました。
がんばれお兄にゃんΨ( ゚∀゚)Ψ

いつもご訪問&応援ありがとうございます♪
 
昨日お迎えに行った子の話をします。
「ぼくがかわいいっていうおはなちでちね(`・ω・´)キリッ」
 
そうです。
 

私は通常、自分で猫を選ぶということはしません。

"預かりボランティア"っていうのは預かりたい猫を預かるシステムじゃないし、子猫案件があると受け入れの可不可を訊かれる感じ。

大概は子猫の画像とともに「イケる?」って訊かれるだけw

頭数と月齢は確認しますが、それ以外の情報が全くない場合も。

「黒白もうお腹いっぱいよーw」とか

「オレンジ眩しい(+_+)黒がいい‥」とか

そういうことも言いますが、よっぽどでないと(キャパオーバーでケージを空けられない等)断らないので、言ってるだけです。

黒白もオレンジも分け隔てなく連れて帰ります。

 

ただ、この子は別。

負傷猫なのは知った上で、ブルーソリッド欲しい!って思ったのが始まり。

 

「代表ー、私、欲しい猫いるんだけどー(↑の画像見せる)」

「鹿児島のボランティアさんのTwitterで見たんだけど、事故で骨折したらしくて骨見えててー(その画像見せる)」

「うち、ブルーソリッド(毛色ね)1匹もいなくて、だからこの子うちに欲しくてー♡」

 

そしたら「電話して聞いてみよっか?」って、返事する前にもうかけていてw

 

負傷した脚に膿が溜まり、断脚以外の選択肢がなかったそうで、3本脚になっていた‥ことをその電話で知る。

 

ここで一般的にはどういう反応をするものなのかよくわからないのですが、M代表も私も「そんなん全然平気ー!関係ないから」と。

 

エイズキャリアもそうで、1匹キャリアの子がいて‥ってすごく申し訳なさそうに言われたけど、同じ答えを返しました。

私は、FIVはさほど譲渡のハンデになるとは思ってません。

気にする方は回避すればいいし、差別だ!とかも思いません。

実績wとしては、これまでのFIVキャリアの子はみんな家族ができてるし、鹿児島チームのFIVキャリアのドーヴィルも、さっさと巣立っていきました。

いや、可愛かったもんあの子。

 

そう、もうお分かりですね?

このブルーソリッドの可愛いぼく、同じ保護主さんからなのです。

 

 

このままうちの子になるんだろうと思っていたって、その電話の際に言われて。

後日「電話きたとき、夢かと本気で思った」って、LINEもらって。

念願のブルーソリッドが来ることになってお気楽に喜んでて、むしろ申し訳ないくらいですw

 

電話で誓ったのは、

 

「必ず神様みたいな里親さんに繋ぐんで!」

 

これだけ。
 
たまに使う口説き文句ですね。
 
そんなわけで、

この子の仮名は"アヌビス"

 

いつか、看取り覚悟の傷病猫(黒猫男子限定)を自分で保護するようなことがあったら、最後の"うちの子"にしてつけるんだ、って温めていた名前。

温めていても使う機会があるかわからんし、初めての指名なのでこの子に。

 

「あのー、アヌビスっていぬでちよね?ぼく、ねこなんでちけど‥」

 

大丈夫!

これまでもフェンリルとかスコル&ハティとかいるから(何が大丈夫?)。

保護主さんが付けた仮名は"ほねっこ"

可愛くてうっかり採用しそうになったwww

皆さんほねっこ知ってる?今もあるのかな?

犬のおやつから犬の神様に進化したってことでw

 

私にとって名付けとは儀式のようなもので。

自分が付けた名前で幸せへと送り出す、その決意を形にしたものが名付け。

引き受けたら、それが例え数日だけであっても"うちの子"になる。

仮の暮らしのための仮の名前をつけたから、幸せを掴むまで私が責任持つからね、という誓いの儀式。

 

まぁ、"私の猫ではないけどうちの子"という言ってみれば中途半端な状態だし、300超えてくるとネタ切れで苦行に感じることもあるんですが、そこを絞り出すのもまた楽しかったりします。

醍醐味って言うんですかね、こういうの。

 

断脚以外にもちょっと懸念があると聞いているので、うちの子にしたい衝動と闘いながらリハビリも兼ねてしばらく我が家にいてもらいます。

なので、募集もまだ先です(手放せるのかな‥)。

 

 

もう1匹、ちまちまも来てます。

「またせすぎなの!まちすぎてはらぺこりんなの」

 

すみませんw

この子は、生後2週間くらいで外で鳴いていて、しかも2日間誰にも手を差し伸べてもらえずにいたそう。

保護後は低体温だし飲まないしで、ねこけん風に言うと三途リバーに片足突っ込んでた子。

よくぞ生きのびてくれた!!

 

私、この時点でInstagramのアカウントを知らずTwitterだけ見てたんですね?

で、あのサバトラも可愛いからおまけでくださいみたいな、多分、ホントにそんな言い方だったと思う。

「サバトラじゃないんですあせるちょっと茶色が入った三毛で、でもこの毛色も珍しいので」というようなことを言われて、そこそんな気にしてないので一緒にくださいって。

 

で、先日譲渡会に遊びに来てくれた里親さん(2匹目検討中)に「こんな子鹿児島からお取り寄せするんですよー♡」って見せたら完全にやられまして、もう名前も決まったっていうw

お届け前に直接お見合いはしますが、とりあえず彼女、真菌なんですよねー。

空輸前夜に発覚、延期でも~って言われたんですが、真菌ノイローゼの私の方が多分治療するに向いてるので、変更無しで送ってもらいました。

1匹なら消毒やシャンプーもそんな手間じゃないし。

不妊去勢手術できる体重までまだかかるし、その間に真菌治して、検査して陽性ならコロナも落として、ピカピカになってお見合いしよう!

 

よく食べ、よく寝て、しっかり出して、とても元気。

 

アヌビスと関連する名前にしようと思ったんだけど、しっくりくるエジプト神がいらっしゃらず。

アヌビスといえば、神様か曲名かってことで、この子は"ロージア"

平仮名の方が可愛いかなぁ?

 

「かーなーしいほどあざーやーかーな」

 

はーなびらのよぉに♪

 

私、初期のLUNA SEA が好きなんですが(アルバムで言うとMOTHERまで)、名付けに使えそうなタイトルが他FATEくらいな気がして、もうROSIERここで使うしかない!みたいなw
 
そんな感じで、この子たちはLUNA SEAペアです!
 
アヌビス&ロージアの保護の経緯は、こちらを遡ってみてね♡
 

 

 

 

私、"明日をキミに"ってハッシュタグ、ちょっと泣きそうになったんですよね。
 
保護猫される子たちは、大げさでなく、明日をも知れぬ命。
保護してケアして、1頭でも1チームでも、"生きる未来"をあげられる。
全員は救えないって、我々が一番知ってるから‥
 
今後も、猫日向さんから海を越えて子猫が飛んできます。
頑張ってるボランティアさんのサポートをしたいという大義名分の、ただのクロネコスキーのお取り寄せ♡です。
 
 
さて!次の日曜は譲渡会です!
 
次回の本気の譲渡会は11/20 13時から開催ヒヨコ

予約優先制・必ず画像のリンク先の詳細をご確認ください。

 
カリメロがどんな簀巻きを披露するのか、最早楽しみですチーン
 
|д゚)チラッ
 
 
島忠ホームズ仙川店での譲渡会は翌週11/27

 

ではまたっ( ´Д`)ノ~

 

 

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