一番好きな音楽はメタルだけど、最近ちょっとクラシックにも興味がある。ツタヤに行ったら、フジ子・ヘミングというピアニストがピックアップされていたので借りることにした。
そのCDにはシューベルトの「ます」が収録されていた。「ます」は小学校か中学校の音楽の時間に聴いたことがあったから懐かしかった。
僕の記憶では、学校で聞いた「ます」は流れるような感じで演奏されていたと思う。そう、ちょうどますが川を泳ぎまわっているイメージだった。
けど、フジ子・ヘミングの「ます」は強弱と緩急がすっごくつけられていた。こっちは、ますがある場所にじっとしてて、ときどきビュッって動くイメージだった。
僕はどっちの演奏の方が本物のますに近いのか気になったから、ますが泳ぐ姿を思い出そうとしてみた。
が……
僕は川を泳いでるますの姿なんて今まで一度もみたことがないことに気がついた。
結局どっちの演奏の方が本物のますに近いのか分からずじまいだった。
なんか、音楽聴いても情景を思い浮かべられない現代人って悲しいね…。