心臓のリズム(脈拍)は、
洞房節(洞房結節)の電気的収縮命令よって
一定に保たれています。
簡単に言えば洞房節が指揮者で
リズムを整えているって感じですか
私の場合手術の傷跡が数年たって
その付近に違う電気的回路が発生してしてしまい
勝手に指揮を乱して
不整脈を誘発しているというわけです。
この電気回路を消す方法が
カテーテル・アブレーション治療です。
カテーテルとは合成樹脂でできた細長い管のことで
それを足の付け根にある血管に注射器で穴を開け
器具(シース)を挿入しカテーテルを
出し入れしやすくできるようにします
アブレーションとは高周波で焼灼することです
食肉などに熱を加えると白っぽくような感じです。
普通のカテーテルだと片方の足を使うのですが
(たいてい右足の太い血管)(手の場合もあります)
カテーテル・アブレーションの場合
両足の付け根の血管と首の太い静脈に挿入します。
カテーテルを心臓まで挿入していき
患部にてカテーテルの先から
高周波電流を通電させて焼灼します。
同じことを繰り返して、点を線のようにしていきます。