一昨年の冬に
ながく付き合った男の人とわかれ
誰でもいいから
穴をうめてくれと
直後はさびしさから男に甘えた。
でも、むなしいだけで
痛い目にもあって
これは男に甘えても
なんにもならないわと
その別れた男を
好きなだけ好きでいようと諦めた。
(結果、めっちゃ迷惑かけた)
そしたらえりちゃんがあらわれた。笑
男にだまされ全財産を渡し人間不信になっていた
えりちゃんと
5年の不倫を引きずっていたわたしは
一緒にいるようになって
たくさん笑ってたくさん泣いた。
さびしいから一緒にいるというよりは
えりちゃんといるのが心地よくって
いつのまにかえりちゃんはわたしの家に住み着いていた。
もう、この土地にはいたくない!と
その土地に家は残しつつ
生活の基盤を鎌倉にうつした。
そしたら
毎日毎日愛おしくて豊かな生活があった。
こんなにしあわせだなぁと心の奥底から
わきでる想いは、生きていてはじめてで。
気がついたら好きだなぁと思う男があらわれて
勝手に失恋したり
単純に甘えたくて会いたくて
抱きしめてくれる男と出逢ったり
たのしいなぁって、心地よいなぁって
デートできる男とも
最近出逢った
いまは特定のパートナーはいないです。
過去の鮮やかだった記憶は
日によって過去になったり
鮮明になったりする。
でも確実に
《いま》ではなくなってきていて
ほっとすると同時に
さびしくもある。
大好きだった顔や声や考え方や
一緒にいた時間は
わたしの中から消えることはないけれど
想い出になったんだなぁと
胸がきゅっとする。
わたしは一緒にいる男に
染まりやすくって
顔もかわれば、性格もかわるように思う。
女の身体は便利で
男にあわせて身体をかえることもできる。
身体に穴があって、
それが埋まるとすっごく気持ちくて
女ってなんて素敵な生物なんだろう!って
セッ クスをするたびに感動する。
生きてるんだか死んでるんだかわからなくって
その狭間が気持ちい。
今日も朝帰りをして
えりちゃんに気持ち良かったーーーーー!!!って
報告をしたら興味なさそうに
《よかったねー》って言ってくれた。
狛江で一緒にいるときも
よく朝帰りをしていたわたしを
おかえり〜と迎えてくれたえりちゃん。
おんなじ時期に結婚したいので
二人ともひとまず彼氏募集中です。
あ、付き合うと一途ですわたし
って説得力ないか