えりちゃんと鎌倉にある画材屋さんに行ったら

とても雰囲気のあるお店で、

 

ふと日本画の、絵の具が目にはいりました。

岩絵の具ね。

 

 

ちっちゃいころから絵が好きで

毎日絵を描いて育って

高校では美術を選択し

絵画、彫刻、金工、陶芸を少しかじり、

日本画も一度だけ描きました。

 

 

当時描いた日本画。

このころ流れる水をみてるのが好きだった。

 

 

で、最近はえりちゃんが絵を描いているし

わたしはみてるのが楽しいなぁって思っていたんですが

 

日本画の画材みたら

 

 

わたし、日本画やりたい!!!!

 

と突然思って。

 

 

今まで画材屋さんいっても

思ったことなかったのに。

アクリルや色鉛筆ばっかで絵を描いてた。

 

 

祖父は日本画家で、祖父母の家にいくと

アトリエにはたくさんの絵の具があった。

膠のにおいもして。

岩絵の具の種類もたっくさんあって

きらきらていて

宝石みたいだった。

 

 

青だけでも何十種類とある。

 

 

で、高校の時日本画に

はじめてふれたとき、

 

めんどくさ!って思った。

待つ時間が長いし、繊細だし、という印象で

こんなこと祖父はやってるんだと

あらためて尊敬した。

 

祖父の絵照れキラキラ

 

 

岩絵の具の、重ねた時の立体感が好き。

 

 

 

1度しかやったことがないから

何から集めればいいかもわからず

ネットサーフィンしてたら

 

鳥肌がたった。

 

 

******

 

日本画ができるまで 

 

 

むかしむかし、

46億年前に惑星(石)たちが衝突しあって、

長い年月をかけてゆっくりと地球という惑星が出来上がりました。

 

 

その後、人類が誕生して、

人間は地球上に綺麗な色の天然岩や石があることを

発見しました。


 

人間は、その石を美しいと思い、

宝石として大切に身につけたりしたりして、

生活を美しく彩っていました。

 

そして人間は、大胆にもその岩を細かく砕いて、

絵具代わりにして使い始めたのです。

 

身体や顔に塗って、お祭りをしたり、洞窟の中に絵を描いたりして、

生命の感動と人間の奇跡を表現し始めました。

 

これが日本画で使われる、「岩絵具」の始まりです。

 

その後、

岩絵具には、膠(にかわ)という樹脂と、雲肌麻紙(くもはだまし)という紙が

抜群の相性であることを発見して、

それ以降、日本画技法として

1000年以上愛され続けてきました。

 

 

日本画の魅力ってなに?

 

日本画の魅力は、上で説明した「岩絵具」にあります。

46億年前、宇宙は6つの大きな惑星がぶつかってできたと言われています。

つまり、地球も、月も、太陽も、足元にある石ころも、、、

全ての岩や石には、宇宙誕生から現在まで46億年の歴史と息吹が詰まっているのです。

宇宙の神秘そのものが眠っている宇宙の中の宝石なのです。

 

そんな宝石の中でも、さらに貴重な美しい彩りを放つ岩を砕いて岩絵具として使うということ。。。

それは宇宙誕生の時からの46億年分の宇宙の息吹を使うということ、

宇宙の宝石を使って、あなたの創造という新たな宝石を作っている、ということになるのです。

 

さらに

日本画は、自然に従って仲良く生きていく、というアニミズム的な発想の技法です。

自然に逆らわずに生きていくという感覚を強く持っている日本人にとっては、

とても馴染みのいい表現方法だと思います。

 

 

こちらのホームページから抜粋しました。

芸術入門ガイド

 

 

宇宙だってーーー!宝石だってーーーーーキラキラキラキラキラキラ

自然だってーーーーーキラキラキラキラキラキラ

 

 

もう、わたしにぴったりだし。。。。

 

 

さらにね、

 

 

日本画ってパネルに水貼りで、紙をはるんだって。

 

その紙がね

 

 

雲肌麻紙(くもはだまし)

 

 

麻紙・・・・!!!!
 

 

 

調べると他にも紙はあったんだけど

 

 

一番初めに目に入ってきて

衝撃でした。

 

 

わたしの名前だよーーーー!!!

麻だよーーーーポーン

 

 

Facebookでね、祖父の親戚が何人か集まっている

秘密のグループがあって

今までしらなかった祖父母の写真をみることもあって

 

しらないところで

勝手に受け継いでるんだなぁと感じたの。

 

 

と、いうことで

これから日本画はじめてみます照れ

材料集めからで、

岩絵の具って高いらしいので

少しづつ集めながら描いていきますので

 

完成したら見てくださいねーーーーーキラキラ