フェイスブックの過去の投稿であがってきたので

再投稿✴︎

2017年1月10日の記事です。

 

 

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昨日の夜、放送されていた

市川海老蔵さんのドキュメンタリーをみていました。

 

麻央さんのインタビューもあって。

 

おんなじ、名前で、がんなのもあり

勝手に親近感を。そして勝手につらくなっちゃったり。

 

わたしは今から4年前、

25歳で大腸がんが発見され

手術、抗がん剤、卵子凍結、ほか自然療法をたくさん試しました。

 

手術の結果、

《横行結腸がんステージ3A》と名前がつきました。

 

ステージ3Aはリンパ転移が3個以下。

ステージ3Aはリンパ転移が4個以上。

 

4は、他臓器に転移している

 

という状態です。

 

予後治療としての点滴ありの抗がん剤もしましたが

ほんとうにつらくて、吐き続け、

妊娠している気持ちを味わおう、つわりだと思い込もうと思いましたが

無理でした。

 

泣きわめきながら拒否し、別の薬を飲むだけの抗がん剤に切り替えました。

 

予後ではなく、治療としての抗がん剤を使っている方の

忍耐力は想像を絶します。

 

今わたしは再発がない状態です。

いろんな療法を試したけれど

 

わたしが今生きているのは

パートナーと毎日キスをし、抱き合い、本音を伝え、会話をし、

セッ クスをしていたからだと思っています。

 

セッ クスをするたび

生きていることを実感し、

もっと!もっと!生きていたい!と思い、願い、

食欲もわき、安心して眠ることができました。

 

もし、彼がいなかったら

今生きていないのではとさえ思います。

 

治療中や、免疫が弱っている中だと

面会さえままならなかったりしますし、

 

迷惑をかけている意識や

 

甘えられない方も多くいらっしゃいます。

 

治療を拒否したら医者に見捨てられると思い込み、

医者のいう通りの治療をする方も多いです。

 

でも、でも!

 

全力で甘えたらいい。

泣いたらいい。

迷ったらいい。

 

いろんな人がいろんなことを言ってきて

わかんなくなることもあるけど

 

《つらい》

《たすけて》

 

とパートナーや家族に言うだけでもいい。

 

もう、たくさんたくさんがんばってきたのだから

甘えていい。

 

 

 

キスや抱き合うことは免疫力をあげます。

大切な人とたくさん抱きあおうね。

 

 

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いま、再発なく5年がたちました。

たくさんの方の支えがあって

いままで生きてこれました。

 

なによりも

じぶんの気持ちや身体に向き合い

命を左右することも迷いながらも

一生懸命決めてきた

わたしにありがとう。