今回は、ナルト 678話 を評価したいと思います。
まず、678話を読む前の多くの読者はおおよそ以下のような筋書きを思い描いていたのではないでしょうか。
マダラを倒す → サスケとナルトが戦う → ナルトが火影になる → エンディング
がしかし、今回の件でそれは少し違う形になる可能性が出てきました。
カグヤの意思の存在です。
マダラがカグヤに乗っ取られるシナリオになってくると、予測が難しくなります。
カグヤが覚醒する → カグヤを倒す → 不明
まず、マダラとカグヤのキャラの成り立ちを考えると、マダラはすでにキャラがある程度定着しており、過去の回想も多く入っています。このため、これ以上の後付けは難しいです。
一方カグヤはキャラが定着していないため、後付けで色々な方向転換が可能になり柔軟性が増します。
例えば、「カグヤを倒すことにより、チャクラという性質が消滅し忍びはいずれ忘れ去られる」というエンディングはラスボスがマダラでは、なかなか作りにくいでしょう。
しかし一方でカグヤの存在は、読者にとっては愛着がわかない物となります。
なぜならば、今まで作中で説明されたカグヤについての説明や回想がほとんどないからです。
マダラは初期の段階から説明がなされており、さまざまな場面で名前が出てきます。
ぽっと出のカグヤにラスボスの座を奪われるのは読者としてはいささか疑問であり、後付け感がぬぐえません。
カグヤをラスボスにするならば、ある程度の伏線を 2~3個位は入れてほしかったものです。
例えば、自来也とかがカグヤの存在を示唆する発言をする、とか、、、、、
カグヤの存在で柔軟性を増した作者と、少しがっかりする読者(少なくとも私は)、、
今後の展開を見守ります。