今日は首の痛みがだいぶマシになりました。

湿布はりまくりで、ばあちゃんみたいですけどね。笑


お正月休み中に、伊藤 伝右衛門邸に連れて行ってもらいました。


伊藤 伝右衛門 といえば、言わずと知れた炭鉱王。
時代(戦争需要)にも後押しされて・・・それはそれは莫大な富を築いた方。

あの白蓮事件で有名な、柳原白蓮の再婚相手(お互い再婚)でも有名ですな。


私はみていないのですけれど、国営放送のドラマの影響でこの伊藤 伝右衛門邸も

かなりの人気観光スポットとなったようです。

白蓮の波乱の人生を描いた本を何冊か読んでいたのでね。

ずっと行ってみたいなあ~~と思っていた伊藤 伝右衛門邸。


やっと行くことが出来ました。




こちっらは正面玄関。

立派なソテツ。


家というか大御殿。


こちらは広大な庭から見た家。

二階部分が、白蓮が閉じこもるように暮らしていた部屋。


皇族の血を引く白蓮が嫁に来るというので、屋敷を拡張し・・・部屋も設けたにも関わらず

白蓮の部屋へ伝右衛門は入室を許されなかったとか・・・。


白蓮のお部屋に飾られていた白蓮の書いた軸。


お正月の句ですね。

ものすごい設えの応接間。


日露戦争で炭鉱王へとのしあがった伊藤家。

ヨーロッパなどから材を取り寄せ作り上げられたもので、これでもかという豪華さ。


マントルピースの飾りが見事ですね。

床の寄木も美しい。




窓ガラス上部には、ステンドグラスの装飾があって美しかったです。


白蓮が希望して、九州初の「水洗トイレ」も設置されたそう。


白蓮が輿入れするということで、伝右衛門は大勢いた妾の整理もしたし。

(女中頭で妾だった女性は、そのままいたようですが・・・

 白蓮とのそりが合わな過ぎて結局里に返したそう。)


こんなに至れりつくせりで迎えられたのに・・・

白蓮としては、莫大な財産はあるが身分も学歴もないかなり高齢の夫、

しかも遊郭通いが止まらない夫・・・に我慢ならなかった様子です。


当時は世間から「金で買われた」などと言われた白蓮だそうですが

本人も相当イヤイヤ嫁に来たようでありますな。


伝右衛門もかわいそうだよね~~などと思ったりしましたけれど


当時不釣り合いな結婚について訊ねられた白蓮の兄は「まあ・・・出戻りだからしかたないんじゃないか」という内容の発言をしたそうです。


当時の女性は気の毒ですねぇ・・・。


のちに白蓮事件などと騒がれる事態にもなりますけれども。

このままずっと一緒に居たところで、ふたりとも不幸せだったかもしれませんよね。


いろんなことを考えつつ、美しい建築を堪能させていただきました。


こちらは、大広間に飾られていた人形たち。

お雛様もだけれど、いろんな人形がわんさかおる。。。

すばらしいものばかりですが・・・これだけそろうと少し狂気を感じてしまうな。


最後に売店で、白蓮の歌集を購入しました。



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チャイナ屋女主人のつぶやき

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