今日のあさんぽ。
今日も日陰から動かない
2匹に「そろそろ歩こうか。」と
言ったら、こんな顔に
それぞれの表情見てみて
さてさて…
今朝、久しぶりに現れたのは
ご近所の80代(?)の婆さま。
白髪で肩まで伸びた髪は結ばずに
ボサボサのままシルバーカーを押す。
その婆さまに飼われているワンコが
太り気味の体をゆさゆさ揺らして
お散歩のお供をしています。
婆さまとの散歩が少ないからなのか
オヤツ貰い過ぎか分からないけれど
かなり太っています。
公園までワンコを何とか連れてきて
その後誰かにリードを渡してしまう。
あとはお願いね、みたいな。
そしてリードを渡された人は、
自分と婆さまのワンコを連れて、
公園を歩き回ることになります
最近、ご主人を亡くして寂しくて
しょっちゅう公園に出没していて…
我が家は2匹連れて歩いているし
リードを渡されることはないけど
同じマンションの飼い主さんは、
いつもリードを預けられちゃう。
私と同じように多頭飼いなのに、
その婆さまのワンコを散歩します。
優しいよね
その間に、婆さまは公園内にある
自販機までシルバーカーを押して
公園に来ているみんなの数だけ
飲み物を買ってくるのです。
いやいやとお断りするのですが
全員の分を買ってきてしまいます。
「みんないつも悪いねぇ。」って。
何もしていないのに飲み物なんか
もらえませんよと言ってもダメ
受け取るまで引かない。
私達はただ、日陰を歩きたいから
集まってるだけなんだけどな
こうして一時、毎日のように
飲み物をもらっていました笑
今日はホントに久しぶりでした。
婆さま、ポツリと
「お父さん死んで寂しくて。」
皆、その時は黙って話を聞きます。
自分もあと20年先まで生きてたら
こうなってるかもしれないもんね。
婆さまのワンコはとても良い子。
どんなにお散歩に行かなくても、
どんなにお散歩が短くても、
飼い主の婆さまを守るかのように
傍にちゃんといます。
引っ張ることもなく、ただ黙って
オスワリして待っています。
ワンコって健気よね。
そしてこの婆さまがどれほど
ワンコに癒されてるかも分かる。
みんな、それ見てるから
お散歩してあげたくなっちゃう。
決して飲み物欲しさではないよ〜
明日もまた来るのかな❓
そしてまたご主人の話をするかな。
何度も同じ話をするけど笑
それで寂しさが紛れるならって
みんなで聞いてあげています。
老いた人は、ペットの面倒を
最後までみれないことが多いから
飼うべきでないと言う人もいるけど
人と繋がれて、たくさん癒されて…
と考えるとむしろ必要と思っちゃう。
自分がいなくなった後に、
ペットを誰がみてくれるのかが
決まっているなら飼うべきかも…
と思ったというお話でした。