仕事中に、子どもの話になりました。
うわっ、またこれか。
なるべく話題に入らないように…
と思ったけれど、それは無理でした。
何故なら、私の子と同世代の子を持つ
同僚の娘さんの話だったから。

娘さんが突然職場で倒れ、
病院に駆け付けた時には、自発呼吸が
出来ずに、人工呼吸器を付けられてて
「もう死んじゃうかと思った」そうで。
その姿見て号泣しちゃったの…という
お話でした。

私は、この方に娘がいることは
話したことがあったけれど、
もう、この世にいないということは
話していませんでした。

お願いだから、私に振らないで…
と思うと、ダメよね。

「瑠璃さんの娘さんは体、大丈夫⁉️」

あ〜あ、そう聞きたくなるよね。

私、毎回この手の話をはぐらかすから
現在も元気に暮らしていると思われて
根掘り葉掘り聞かれるんだと思い、
思わず、言っちゃったの。

「娘はね、もうこの世にいないの」
「癌で、4年前にね」

ふぅ…言えた。
これでもう娘のことを聞かれないで済む。


その方は
「知らなかった…ごめんなさい」と
謝ってくれました。
話してないんだから仕方ないよ。
気にしないで、と言いました。

娘と同世代の子がいるので
「もう嫁に行った⁉️」と聞かれた事も
ありました。
それを思い出したようで、
以前にも娘さんのこと聞いてしまって
申し訳なかったと言われました。

いやいや、そういうの気になるしね…
なんて言いかけた時でした。

「じゃあ私の気持ち分かるでしょ。」

…え⁉️
…それはどういう意味⁉️

「娘がもうダメだと思った時の気持ち」
はぁ…聞き直してきたわ。

…えっと…あの…
それ、聞く⁉️

その後は、何も答えられなくなって
きっと引きつった顔をしてたと思う。
何にも答えなかったことで察してくれた❓
それは…
さすがに傷付きます。
娘がもうダメだと思った時の気持ち⁉️
こちらから言わせてもらえば、
娘さんは生き返ったんだから、
私とは違うでしょ。

死を覚悟してからの生還。
絶望から一転、人生で一番
嬉しかった瞬間でしょうね。

こちらは、生き返らなかった。
生き返って欲しかったけど、
ダメだった。

逆に聞きたい。
「この気持ち、分かる⁉️」って。
分かりっこないよね。
今、生きてるんだものね。
(すごいブラックでごめんなさいアセアセ


言葉になんて、出来ない。
その時の気持ちなんて。


グサッときたよ…
グサッときたけど…
これからも、こんなことで
いちいちズドーーンと堕ちてたら
真っ直ぐ歩けなくなりそうだから
気にしないで、ガンバレ。
と、自分を慰めてみました。
三歩進んで二歩下がるって
よく出来た言葉だよね。
まさにその通り。

もう大丈夫と思っていても、
また何かのきっかけで気持ちも
後退します。

まだまだたくさん傷付くし、
思い出して泣くし、
早く娘の元へ…と思っちゃうし。

でも、頑張って生きてる。
娘を供養するために生きてる。
Maoがいるから生きてられる。

でも神様…。
何故私にこんな辛い修行を
させるのかなぁ。
私、そんなに強くないんだけど。

まだこの世での修行が足りないのね。

もっと頑張るしかないのね。
でも…
ちっちゃな事で傷付くのですよ。
分かってください。
私をいじめないでください。
お願いします。






明日から、仕事は三連休だけど
義母宅へ行きます。
これも修行⁉️



Mao、またお留守番よろしくね。