イント、カラーキー、アイロテック…。
知らん人が多いだろうから、とりあえず書いとくわ。
それは40年ほど前のデザインを生業としていたプロダクションの日常。
まるで、特撮業界の造形師や機電といった感じの手作業の世界。
詳しくはどっかで引っ張ってみて。
マックの黒船が攻め入るまで、日本の広告業界のプレゼンは職人技の世界だった。
この荒波が押し寄せた結果、まず、写植職人たちはほぼ死滅したと思う。
これでプレゼンのための表現テクニックも様変わりしたわけで、
その頃を知るデザイナーも、最早、絶滅種。
深夜に会社でピザをとったり、以前は個人的には文化祭前夜みたいて楽しかったのよw
キャッチコピーだったら写植を紙焼きで拡大したり、手詰めしたりして、
文字のバランスを吟味する面倒も普通に甘受したわけで。
かつての同業者様。こうした文章を一事務所の一個人としてお見逃しくださいね。
Quadraとかが入ってきて、業界を席巻した頃って、
本当に業界の激変期だったと思う。
以降、マスクの切り忘れやデータの重さ、
ポストスプリクトのバージョンなど、突然、留意が理工系的にシフトしたのよねぇ…。
でも、その過渡期ですらサムネは手書きで、と学んできたけど、
今はどうなのかしら…。