人生を歩く。
今、どう歩いているか。
満足してる?それとも充実してる?
そうじゃない?どこで道を間違ったんだ?
いや、選択したのは自分。他人のせいじゃない。
同じ過ちを繰り返さなければいい。
先を考えた選択。
あたしの岐路は、21歳。
元カレと別れたことがあたしの好判断。
もし、間違って結婚なんかしていたら今頃どうなってしまっていただろう。
未来予想図には元カレはなかった。
その理由は、一つだけ。
幸せになれない。
お金の使い方。あたしに対する接し方。言葉。態度。
どれをとってもあたしには合わない。
だから、別れた。
立派な理由だ。
それが女々しくも別れないと駄駄をこねた。
フラレることがプライドを許さない?
そうでしょう、プライドは高かったね、とっても薄っぺらいやつ。
でも、その反対側に優くんという男性が現れた。
体格ががっしりして、声が大きく、笑顔が素敵な男性。
上司の中でもとても仕事ができる人。
大人の男性。
あたしなんか子供。
友人も会社でもあたしは名前で呼ばれる。
真緒。もしくは真緒ちゃん。
昔からそうだ。
苗字で呼ばれたのは入社してしばらくぐらいまでで、いつの間にか真緒ちゃんになっていた。今だと色々問題になることかも知れないけど当時はどうでもいいことで、そう呼ばれるあたしも気にしてなかった。
一度だけ優くんの仕事のアシスタントに入った。ある大きな仕事を勝ち取るために優くんは奮闘していた。
「真緒っー!コピー頼むっ〜」
「これ、見積書作って!」
「ファイルできたかっー?」
次から次と声がかかり、あたしは目が回るほどの忙しさ。
23歳のあたしは既に元カレと別れていて、そして優くんのことが好きだった。
だから、「真緒っー」と呼ばれるのが嬉しくて嬉しくて。
その後、あたし達は交際をし、結婚をした。
未来予想図では、子供をもうけて、子育てに奮闘して、旦那さんと子供の成長を見守り、歳をとり、子供の結婚、孫の誕生、そうやってお爺ちゃんお婆ちゃんになっていく....と。
子供はもうけることができなかったけど、幸せに歩いている。
人生を歩く。
これからもまだまだ歩く。
そして、人生の岐路になった時にまた好判断をし、その道を選択し歩く。