教育費は家計管理の聖域???

 

3月 卒園 卒業の季節桜

 

4月からの新生活に向けて、お子さんの習い事の整理をしていらっしゃる(した)方も多いと思います。


家計管理のキーとなるのが、「固定費の見直し」とよく言われますが、教育費も固定費の一つです。しかしながら「家計管理の聖域」とも言われ、パッと削減するのが難しい項目です。

 

ここでは、教育費の中でも「習い事の月謝」をどうすれば無駄にしないかを考えてみます。
 

 

「子供がイヤイヤ通っている習い事は辞めさせてしまえ!」

 

言うのは簡単ですが、

 

イヤイヤ期に無駄にするお金と時間
いざ辞めさせた時の虚無感

未然に防げるものなら防いでしまいましょう。

 

①始める前に自分以外の成人の家族・親族としっかり話し合う

 

一度始めると、後述する「子供のやり抜く力の育成」云々という厄介な問題が絡んできます。
教室の担当者とお子さんはそれぞれ「売上を上げたい人」「ハイになっている人」なので話し合う相手ではありません。

お財布を握っている人の許可をもらう、、、

 

ではなく、しっかり議論しましょう。


例えば
・家庭でサポートできる内容なら→入会見送り
・学校の成績に直結するなら→他の教室の料金なども調べて比較検討


のようにです。

お子さんがやりたがっているから、というだけで安易に始めるのは辞めましょう。

 

②辞める前に教室の担当者・お子さん自身ともう一度しっかり話し合う

 


いろいろ考えて始めてみたものの、やはり子どもが辞めたいと言い出した。


それは仕方がありません。

嫌がっている子どもと接する時間は辛いです。でも、少し時間を取って話し合いの場を設けることで、使ったお金と時間を無駄にしないようにできます。

そもそも子どもには「やる気の波」があります。
また、些細なこと(教室の中での座席の位置とか、発表する順番、ご家庭でのサポートの仕方など)が、子どもにとっては「大事(おおごと)」で負担に感じてしまうことがあります。

そういったことを教室の担当者に相談してみると改善するケースもあります。

時には驚くほどあっけなく改善します。

親や先生が自分のことを一所懸命考えてくれるのは、子どもにとって心強く、「安心感」が芽生え、それがコツコツ取り組む力を育むことに繋がります。

 

 

「辞めたい」というのは「本当は辞めたくない」大人とコミュニケーションを取りたいとサインということも

 

 

お子さんに対して親御さんは、何かスキルを身につけてほしいと思うのと同時に「一つのことをやり抜いて欲しい」という願いも抱いているのではないでしょうか。

『やり抜く力』(アンジェラ・ダックワース 著/神崎 朗子 訳)という本。
私も原書で読んでみました。

 

 


「やり抜く力」も人の財産の一つで、そう考えると習い事の月謝も先行投資です。

しっかり話し合い継続できれば、苦しかった時間も、「無駄金ではないのか」と払い続けた月謝も、「いい使い方をしたな」と思えるものに変わるのはないでしょうか。