九州横断の旅——それ自体が関係人口の体験



指宿から国東まで、

私は毎回車で行き来しています。


飛行機?新幹線?いいえ😊

九州横断ドライブです!

これがまた、実に楽しいのです。

指宿を出発して、
まず桜島を横目に眺めながら北上。




熊本・阿蘇の大いなる自然の中をドライブして、
久住高原を横切り——


そして大分市内・別府温泉を通って、
国東半島へたどり着く。

下道をゆっくり走るので、ほぼ1日かかります。

でもこれが、また良いんです。

道中の景色、道の駅での出会い、
地元の食材や名産品との出会い。

「移動」そのものが、
地域との関わりになっていく。

これこそが「関係人口」の本質だと思っています。


    

車中泊という新しい文化



近頃、ホテル代の高騰もあってか、
車中泊で旅する人がぐっと増えました。

道の駅を点々としながら九州を旅する——
それは単なる節約ではなく、
地域に深く触れる新しいスタイルです。

道の駅では地元の農産物が買えて、
地域のおじちゃんおばちゃんと話ができて、
その土地の空気を丸ごと感じられる。

移住するわけではないけれど、
確実にその地域とつながっていく。

この歳だからこそできる贅沢な旅かもしれません😊

    

「ここだ」——国東に着いた時の感覚


そうして1日かけてたどり着く国東は、
指宿とはまったく違う空気が流れています。

指宿が「陽」なら、国東は「陰」。

静かで、深くて、心がゆっくり落ち着く。

ご縁があって譲り受けた古民家には、
田んぼも、森も、もれなく付いてきました😊

初めてその地に立った時、
自然と言葉が出てきました。

「ここだ」


    

1300年の歴史——六郷満山の世界


国東は、日本でも唯一無二の場所です。



奈良時代の718年、仁聞菩薩によって開かれた
山岳仏教の聖地「六郷満山」。

神道と仏教が自然に融け合った、

神仏習合の文化がここに根付いています。


京都にも奈良にも鎌倉にもない。


自然そのものが、心の故郷。

現在、世界遺産認定を目指す活動も
この国東の地を中心に展開されています。


国東へのアクセス・参考サイト




    

「陰」の良さが、まだ隠れている


全国の地方が人口減少に悩む中、
こんな素晴らしい場所がまだ多くの人に知られていない。

指宿のような陽の明るさはないかもしれない。

でも国東には、陽の場には絶対にない
「陰的な深さ」があります。

日本の心の故郷が、ここにある。

次回はその核心——
「鬼すら仏になった地」の話をしますね。

九州横断ドライブ、ぜひ一度試してみては?🚗🌿
続きはまた明日。


えぐちまお(江口麻緒)


次回予告:第八章③「鬼すら仏になった地」
─ 神仏習合・六郷満山の深い世界へ ─

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