ホロコースト考 第四回 ~『シオニズム』とは~ | 今日の韓流通信(旧)

ホロコースト考 第四回 ~『シオニズム』とは~

■ホロコースト考 第四回 ~『シオニズム』とは~


これまで、要所に出て来た『シオニズム』ですが、今回はその説明をしたいと思います。
『シオニズム』とは本来、「国を持たないユダヤ人が祖国を得、イスラエルに帰還し、イェルサレムに宗教的中心としての神殿を建設する事を目標とする運動」でした。

それがいつの間にか、イスラエルを建国し、そのイスラエルを拡大、『大イスラエル帝国』を樹立して最終的に「大イスラエル帝国を中心とした世界支配」を企むユダヤ教徒を指す言葉に変質してしまいます。

しかし、この大イスラエル構想は自壊する事があらかじめ決まっているようです。


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(略)今日“シオニスト”とはエルサレムを中心として世界支配を目論む人々をいう。が、結論からいうとこれは決して成功しないだろう。その最終的な段階において“大イスラエル”は自壊するからだ。『新約聖書』のプログラムには、はっきりと大イスラエルの崩壊が記されている。


『ユダヤ 幻想の歴史 彩 明日迦著』より
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シオニストはアシュケナジー・ユダヤ人だけではなく、スファラディ・ユダヤ人もいます。

また、彼らに協力する様々な人種・民族も居ます。

彼らは宗教的幻想によって世界支配を成し遂げようと日夜画策しているのです。

前回までに述べたように、ユダヤ教の根本は「タルムード」から来ています。

その「タルムード」では徹底的に「ユダヤ人のみが人間であり異邦人は動物である」と子供の頃から繰り返し選民思想を植えつけるのです。

「人間である自分たちがこの世界を支配し治めることは神の御旨である」という馬鹿げた論理によって。


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これらのすべてのことは先ほども述べた『タルムード』から来ている。『タルムード』にはこのように書かれている。
「すべてのイスラエル人は正しく、そして永遠の命を受け継ぐ」(Sanhedrin 11・1)
「イスラエルの行為は正しい。しかし異邦人は罪だけしかできない」(Baba Bathra 10b)
「イスラエル人は、すべての知恵の九○%を所有している。他の一〇%は異邦人の間で広がっている」(Kiddushin 99b)


『見えざる帝国 宇野正美著』より
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しかし、「タルムード」による選民思想とは別に、もう一つ、世界支配の夢をしつこく繰り返すのは『カバラ』と言う書なのです。


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『ゾハール(Zohar)』(カバラの教典、光耀篇)はこのことを実際に既成の事実として触れている。
カバラにおいては、ゴイム(ユダヤ教徒にとって異教徒)は人間として否定される。ユダヤ人だけが人間として造られており、ユダヤ人が全世界を統治すべきであり、他の民族は殺されても然るべきであることを彼らは確信している。
だから世界支配の願望は、反ユダヤ主義者によってユダヤ人のものだとされた思想ではなく、ユダヤ人にとって全く現実的で不可欠な伝統であるのだ。


『ユダヤ 幻想の歴史 彩 明日迦著』より
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第五回へ続く


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