うちの息子はほぼ学校という所に所属しないまま21歳になりました
17歳の夏からコンビニでバイトを始めてから今年で丸4年になります
実のところ、学校には言っていないけどコンビニでアルバイトをして社会に出ている、という安心を少なからずとも感じていたんです
でもそれって本当の意味での息子を『受け容れる』事が出来ていない思考なんだなと気付きました
もし子供が『家の中で』生きて行くとしても、認める事が出来てこそ『受け容れる』という事なんですよね
今回このコロナ禍でテレワークと言う新しい勤務形態も確立され
『オンライン飲み会』
『オンライン会議』
『オンライン授業』等の言葉も
当たり前になりました
買い物はほとんどネットで済ませられ
情報もネットから簡単に得ることが出来ます
極端に言うと家の中で寝転んでいても
世界と繋がれちゃう訳ですから
もう今や家の中も社会の一部であるという時代になったのだと確信しました
今までの刷り込みにより
どこにも所属する事なく家にいる自分に
罪悪感を感じている子供たち
とりあえず『家の中』という社会には既にいるので、罪悪感なんて持たなくていい
それを親御さんが子供さんにしっかりと伝えてあげて欲しいのです
罪悪感を持たずに成長すれば
必ずその子なりの生き方を見つけます
そしてまた外に出るかも知れない
そのまま家の中を選ぶかも知れない
『外へ』と考える親御さんの気持ちがわからなくもありませんが
『外で』心を疲弊してしまった子に
『外で』生きる事の一択ではあまりにも厳し過ぎます
もはや『家の中で』生きる事を問題視する時代ではなくなったのではないでしょうか?
それらの固定観念から放たれて成長する事は、心に傷を負った子や生き辛さを持った子の無限の可能性に繋がると思います