人は他人(ひと)の気持ちを簡単にわからないものです。

どうやってもその他人(ひと)になるわけにはいかないので。
ましてや経験のない事はなおさらです。
 
 
 
その人の荷物(問題)はその人に紐づけられたものなので
他の人は背負えないのです。
それは決して見捨てるという意味ではありません。
 
 
 
重いねと共感してあげるのは必要だと思います。
見守る事も優しさです。
ただ一緒に背負った気になって
自分までしんどくなってしまう事は良循環を生みません。
 
 
 
それは学校に行けない子供に対しても同じなわけで。
それが出来るなら代わりに学校に行ってあげないといけないという事になります。
一緒に背負った気になって落ち込んだ姿を見て、子供は嬉しいと思うでしょうか?
もちろん不登校当初はどの親御さんもそうだったと思います。
私もそうでした。
 
 
 
でもなるべく『自分の荷物』と『他人(ひと)の荷物』は切り離すように意識をする。
これは不登校の問題だけでなく、色々な場面においてもですが。
そうする事で少しでも自分の心に無理が掛からなくなります。
そして頑張れ頑張れと激励するのではなく、
荷物の重さを紛らわせる事をしてあげて欲しいと思います。